クラブはバレンシアのOBで元アルゼンチン代表DFのロベルト・ファビアン・アジャラを技術部門のスタッフの一員として迎え入れる事を発表しました。技術部門の長を務めるルフェテの部下という立場になります。

23日に行なわれたプレゼンテーションでは、スポーツディレクターを務めるルフェテから、アジャラが南米担当となる事も併せて発表されました。

ルフェテ
「ファビアンをここに迎え入れる事が出来、今日は重要で特別な一日になりました。彼には南米エリアの全権を委ねるつもりです。彼は真のプロフェッショナルです。これまでの彼の全ての経験を、これからのクラブに還元してくれる事でしょう。我々がコンタクトをとった当初から、彼はクラブのプロジェクトを信頼し、我々と共有してくれました。クラブに必要であり、かつ選手たちや我々のファンに伝えたい価値観やアイデンティティを彼は持っています」

アジャラ
「私がここに来るたびに、歓迎してくれる全ての人たちに感謝します。昨日、メスタージャを歩きながら、ここで過ごした時期の事を思い出しました。私たちが置かれている現状をしっかり受け止めて、働いていきたいと思います。私たちの義務は常に前進する事です。これまでに学び、働いてきた事から自信を持って意思決定を行っていきたいと思います。うまくいけば、バレンシアがスペインとヨーロッパにおいて最高のクラブのひとつと呼ばれるようにする事が出来るでしょう」

「バレンシアからオファーを受けた時、全く躊躇しませんでした。むしろ、このプロジェクトに参加できる事に心から感謝しています。私たちについては、話題は小さく成果は大きく、というのが良い仕事だと思っています。クラブの主役は選手達であり、私たちは彼らに最高の環境を用意してあげなければなりません。何故なら我々を生かすも殺すも彼ら次第なのですから」

「ルフェテが現職に着任した時、既にピッツィと話をし、将来の事について考え始めていました。ピッツィとの交渉についてはまだいくつかの課題が残っていますが、ポジティブに考えています。我々が目指している通りの結果に至るでしょう」