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レンタル中の選手たちの現状について

バレンシアは今季、ジョナタン・ビエラ、サルバ・ルイス、アリ・シッソコの3選手をレンタル移籍させました。最初の2選手の目標は、出場機会を得て成長し、メスタージャに戻って来る事、残るフランス人サイドバックの目標は、イングランドで認められ、シーズン終了後に買い取りオプションを行使してもらう事です。

しかし、現時点でそれらの目標を達成できているのはビエラのみと言えるでしょう。彼はこのレンタル移籍というチャンスを存分に活用しています。

【ジョナタン・ビエラのケース】
このカナリア人プレーヤーは、リーガ第2節終了後にラージョ・バジェカーノにレンタルされました。開幕戦のマラガ戦でスタメン出場したにもかかわらず、彼自身がジュキッチのチームに自分の居場所がないと考えたためです。

バレンシアを旅立ってから3ヶ月、彼の冒険は成功していると言えるでしょう。彼が今季の最重要目標として掲げていた「1部リーグでの出場機会を得る事」について、既に昨季以上のプレー時間を記録しています。ペジェグリーノとバルベルデのチームで彼は、1年間で737分出場2ゴールという成績に止まりました。今季のパコ・ヘメスのチームでは、ここまで897分に出場して4ゴール3アシストを記録しています。

今季のラージョにおいて、ビエラはチームのキーマンとなっています。チームの攻撃は彼を中心に展開され、かつ最も重要な仕事も彼が引き受けています。この調子をシーズンの終わりまで維持できた場合、来年の夏には確実にメスタージャのクラブに戻される事になるでしょう。

【アリ・シッソコのケース】
彼がレンタルで出された事については2つの理由があげられます。1つはチームのレギュラーではなかった事、もう1つはリヨンとの契約条項です。

彼が今夏完全移籍していた場合、移籍金の40%がリヨンに支払われる事になっていました。その支払いを回避するため、バレンシアはリヴァプールとレンタル契約を結びました。

イングランド・プレミアリーグで彼は、ここまでわずか5試合(うちスタメン4試合)の出場で、307分しかプレーしていません。ただ、負傷で6週間の離脱していた事も踏まえなければならないでしょう。

ホセ・エンリケの負傷により、彼のスタメン出場への扉は開かれました。しかし、現時点で彼のプレーは決してハイレベルであるとは言えません。このまま状況が変わらなければ、アンフィールドのクラブがシーズン終了後に彼を買い取る可能性は低いでしょう。

【サルバ・ルイスのケース】
このカンテラーノは、バレンシアBより1つ上のリーグでプレーするためにテネリフェにレンタルされました。しかしながら、元バレンシアニスタで現在テネリフェを率いているアルバロ・セルベラは、彼に僅かな時間しか与えていません。

彼は2部リーグの16節までで、3試合にスタメン出場し243分間プレーしました。このサイドバックのプレーヤーは、バレンシアがトップチームでプレーできるカンテラーノとして、最も期待をかけている選手の一人です。しかし、離島のクラブへのレンタルは、メスタージャのクラブが期待していたほどの効果をあげられていません。

【カルレス・ヒルとラミについて】
バレンシアはカルレス・ヒルをエルチェに、ラミをACミランにレンタルに出していますが、この2人の状況は大きく異なっています。

エルチェでプレーしている若いアタッカーは、既に自分が来季バレンシアに復帰する事を知っています。今年の10月に「Plaza Deportiva」のインタビューでブラウリオ・バスケスが認めた通り、彼は来季バレンシアのトップチームの一員となるでしょう。今、クラブが彼に対してしなければならない事は、契約延長交渉です。彼には既に複数のクラブからオファーが届いており、バレンシアが彼と合意に至る事は簡単ではありません。

一方で、フランス代表のDFは、彼自身のチームメイトや監督に対する暴言によりロッソ・ネロへのレンタルを勝ち取りました。現時点でラミ本人とバレンシアの考えは一致しています。それは「彼がメスタージャのクラブに戻ってくる事は無い」という事です。

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