── 試合を終えての感想をお願いします。
「序盤から積極的に勝利を目指したチームの姿勢に満足している。良い時間帯に得点する事が出来た。チームは成長しているし、自信も高まってきている。結果もついてくるだろう」

──ロメウが違いを作り出して居たように思います。
「彼は日に日に良くなってきている。物事を良く進めるためには時間がかかるが、彼は彼自身の努力でそれを成し遂げたと言える。出場機会の無い時も彼は積極性を失う事は無かったし、自分の役割を果たしていた。そして今、彼は並外れたサッカーをしている」

──理想のラインナップを見つけたと言って良いのでしょうか？
「今日プレーした選手たちは良い試合をした。この調子を維持してこれからの試合も勝っていきたいと思っている。良いプレーをした選手たちを継続して起用するのは一般的な事だ。出場機会の無かった選手たちは各々のチャンスを得るために戦い続ける事になるだろう。それによりチームはより成長する。ベンチに居た選手たちはポジションを得るために戦ってきた。私が彼らに出場機会をプレゼントしたわけではない。選手たちが自分で手にしたんだ」

──不調脱出の鍵を見つけたと思いますか？
「バレンシアは1つや2つの勝利で生きていけるクラブではない。このような試合を続けていかなくてはならないんだ。連敗していた時も我々は、最も重要な事が自分たちのプレーを見つける事だとわかっていた。そしてようやく結果が出ようとしている」

──バラガンはあなたの決断に影響を与えますか？
「我々にはそのポジションに2人の素晴らしいプレーヤーが居り、ポジション争いは素晴らしいものになるだろう。2人とも良いプレーをしているし、これからも高いレベルでポジション争いを続けてくれると期待している。そして、それをバレンシアに還元してくれる事も」

──スウォンジーとオサスナ相手の2つの勝利は、勝点3以上の物をチームに与えたように思います。
「リーガでの巻き返しはバレンシアにとって非常に重要だ。ヨーロッパリーグでは我々は好調だが、リーグでは我々が望んでいた順位に届いていない。遅ればせながら、これから勝点を積み重ね、順位を上げていきたいと思っている。この一週間の調子を維持しなければ我々は何も勝ち取る事は出来ないだろう」

──ポスチガのゴール欠乏症は心配ですか？
「ストライカーがゴールで生きている事は確かだ。ゴールに恵まれていない時に焦りを感じる気持ちもわかる。しかし、そういう時でも落ちついて、ゴールがまたやって来るように働き続けなければならない。ジョナスは好調な時期に来たようだ。彼はゴールを取り戻した。前線の選手がゴールを取り戻す事は非常に重要だ」