クラブは、カンテラ統括ディレクターを務めているフランシスコ・ルフェテが、統括スポーツディレクターに就任する事を公式に発表しました。

ルフェテ
「クラブが私を信頼してくれた事を誇りに思います。我々のバレンシアのために働けることは名誉です。クラブはより踏ん張り、助け合わねばならない時期に居ます。重要な事は全ての人が団結する事、そして出来るだけ早く良い結果を得る事です。クラブの外に居る時はクラブの大観を見ているだけでした。しかしクラブの中に入った今、現役時代と同様にクラブに貢献するための機会を得ました。我々はファンの皆さんに、私ではなくこのプロジェクトに参加している全ての人、特に我々のチームを誇りに思っていただけるように前進していきます。そのためにあらゆる手を尽くすつもりです」

「今の時点で私には、監督を続けさせるかどうかを判断できる状態にはいません。何事も内部から確認する必要があります。現時点ではジュキッチが監督であり、私は彼をリスペクトしています。しかし、この役職に就いたからには、内部から彼の仕事を評価するつもりです。もしあらゆる事が順調であったなら、私はこの役職に就いていなかったでしょう。私が今ここに居るのは、想定より物事が上手くいっていないからであり、現状を改善するためです」

スーペルデポルテによると、前任のブラウリオ・バスケスは「トップチームとカンテラの包括的な仕事」という点において努力が見られなかった点が、解任につながったのではないかとの事です。そしてルフェテは、この2週間の会談の最後でサルボ会長に、先週水曜日の理事会でクラブの役員に、トップチームから下部組織までを包括するという自身のアイデアを披露して支持を得ました。今回の人事により、ルフェテはバレンシアのスポーツ部門の全権を握る事になります。これは、ブラウリオがバレンシアで得ていた以上の権限となります。