クラブはトップチームのスポーツディレクターを務めていたブラウリオ・バスケスの解任を取締役会で決定した事を公式に発表しました。ブラウリオは昨季、ジョレンテ会長時代に2017年まで契約延長しているため、契約満了までの給与総額となる60万ユーロを受け取りクラブを去る事になります。

ブラウリオについては、アルメリア戦ではメスタージャのファンから「出て行け」という野次が飛ばされたり、サルボ会長が「彼の仕事はアタリも多いがハズレも多い」とコメントするなど、ここ1ヶ月ほどで去就が取りざたされるようになっていました。そして、ルベン・ヴェーゾの獲得が発表されたのと同日に解任の発表。ヴェーゾ獲得が、彼のバレンシアでの最後の仕事となりました。

ブラウリオはマヌエル・ジョレンテが会長を務めていた2008年に当時のフェルナンド・ゴメスSDのアシスタントとしてバレンシアに入社しました。そしてジョレンテがフェルナンドを解任した2010年6月より、技術秘書(実質のスポーツディレクターのポジション)に就任しました。就任からの3年5ヶ月間で、約8600万ユーロを費やして23人(ブラウリオがSDとなる直前にジョレンテが公式オファーを出したソルダード以降)のプレーヤーを獲得しました(以下参照)。

サルボ会長が出張中のため、後任はまだ発表されていませんが、カンテラ統括部長のフランシスコ・ルフェテ、元バレンシアSDのハビエル・スビラッツやアメデオ・カルボーニ、またクラブOBのロベルト・フェルナンデスらの名前が挙げられています。

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ブラウリオ・バスケスの"お買いものリスト"

(2010/2011)
ティノ・コスタ　650万
アドゥリス　430万
スタンケヴィシウス　0万(レンタル)
ジョナス　125万

(2011/2012)
ラミ　600万
ジエゴ・アウヴェス　300万
パレホ　600万
ピアッティ　750万
カナーレス　100万(レンタル)＋800万
ビクトル・ルイス　800万
バラガン　180万

(2012/2013)
ビエラ　250万
ジョアン・ペレイラ　368万＋53万(インセンティブ)
グアルダード　0万
ガゴ　400万
ネルソン・バルデス　300万
アリ・シッソコ　600万

(2013/2014)
ミチェル　72万
ハビ・フエゴ　0万
ロメウ　0万(レンタル)
ポスチガ　300万
パボン　760万
ヴェーゾ　150万

合計　8588万ユーロ(推定)