クラブのレジェンドの一人であるイグナシオ・エイサギーレ氏が9月1日、ご逝去されました。92歳でした。

エイサギーレ氏は20歳で迎えた1941年の夏、同時に届いていたバルセロナとレアル・マドリーからのオファーを拒否してレアル・ソシエダから加入しました。9年間の在籍で約250試合の公式戦でプレーし、3度のリーグ優勝に貢献しました。また、2度のサモーラ賞にも輝きました。そして1950年の夏、ワールドカップに出場した直後に30歳でバレンシアを退団し、レアル・ソシエダで6年間、オサスナで4年間プレーしました。

バレンシアにとってもレアル・ソシエダにとってもレジェンドのひとりである事は間違いないでしょう。クラブは公式にお悔やみの言葉を発表しました。

「バレンシアCFはクラブの歴史における最高の選手のひとりであったイグナシオ・エイザギーレ氏の訃報を受けて、ご家族、ご親戚、ご友人の皆様に深い哀悼の意を表明したいと思います」

5月にご逝去されたプチャデス氏に続いて、1940年代黄金期のメンバーがまたひとりこの世を去りました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

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イグナシオ・エイサギーレ(プロフィール)