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パコ・アルカセルのインタビュー

FIFA U-20ワールドカップ2013、決勝トーナメント1回戦:メキシコU-20代表戦の前に行われたインタビューです。

誰もが認めるバレンシアのカンテラの大きな希望であるパコ・アルカセル。彼は今、スペインU-20代表のキャプテンとして、トルコで行われているU-20ワールドカップを戦っています。グループステージが終わり、スペインは首位で決勝トーナメント進出を決めました。このバレンシアのストライカーは、グループステージ最終戦のフランス戦でゴールを決めました。

この大会が終わったら、パコ・アルカセルはミロスラフ・ジュキッチ監督が率いるトップチームのプレシーズンに合流するでしょう。彼はここで、トップチームでの居場所を確保するために再度戦う事になります。


──次の火曜日からノックアウトステージですね。どの国と対戦したいという希望はありますか?
「一歩一歩進むだけです。希望というのはありません。今まで通り、ハードワークをこなし、最善を尽くして、プレーを続けなければなりません」

──もし決勝までたどり着けなかったら、この大会は失敗だったと言えるのでしょうか。
「僕たちが全ての試合で全力を尽くしたのであれば、失敗ではないと思います。もし僕らが諦めてしまったら、その時は失敗と呼べるかもしれません」

──あなたは欧州の舞台でU-17代表で準優勝、U-19代表で2度優勝しています。黄金世代と言えますね。
「僕が出来る事は、僕を信頼してくれた当時の監督に感謝する事だけです。個人的には常にベストを尽くし、チャンスを生かす事が出来たと考えています。タレント揃いの93年組に入れたこともラッキーでした」

──今大会ではスタメンに入るのに苦労していましたが、先日のフランス戦ではスタメン出場し、ゴールも決めました。これでレギュラーを勝ち取れたでしょうか。
「今ここに居る選手たちを見るだけでも、このチームでポジションを得るのはとても難しい、という事がわかると思います。レギュラーとしてプレーをするためには、大きな努力が必要です。一生懸命に練習し、出場機会が来た時に良い仕事が出来るよう、待たなければいけません」

──今のU-20代表にはガヤとベルナト、そしてレバンテのルベン・ガルシアとバレンシアーノが居ます。その4人で集まったりしますか?
「この代表チームではどの選手も本当にオープンなので、理解し合う事は難しくありません。もちろんその3人の事はよく知っています。最高の仲間ですよ」

──新シーズン、バレンシアであなたに何が起こるか考える事はありますか?
「僕が今考えている唯一の事は、前の試合の疲れを回復し、火曜日の試合に向けて最高の状態に持っていく事です。僕らが今戦っているのはワールドカップであり、どのライバル国も皆さんが最初に考えていたよりも遥かに難しい相手です」

──バレンシアのプレシーズンがあと一週間で始まりますが、休暇無しでチームに合流するのでしょうか?
「僕は自分がどこでプレシーズンを過ごすのかをまだ知りませんし、今はワールドカップに集中したいです」

──もう一度メスタージャでプレーしたいと思いますか?
「僕は心からバレンシアでプレーしたいと思っていますけど、今は代表チームの事しか考えられません。僕らはこの大会を全力で戦っていますからね」

──ジュキッチ監督とは何か話しましたか?
「監督とはまだ話せていません。でも、監督がバジャドリーを率いてプリメーラでどう戦ってきたのかを僕ら全員が既に見ています。良い感触を得ていますよ。彼が積極的なサッカーを採用している事は、バレンシアにとって有効的になると思います」

──あなたのようなストライカーにとって、ジュキッチの採用するスタイルはメリットになりますか?
「もちろんです。チームがボールを巧く扱う事、攻撃サッカーを志向する事は、いつでもストライカーにとって直接的なメリットになります。上手くいけば、メスタージャで皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせるかもしれませんね」

──20試合に出場して3ゴール。ヘタフェで記録したこの数字は解釈の方法がいくつかあると思います。充分な時間プレー出来なかった、もっと貢献できたという悔しい思いはありますか?
「僕にとって、ヘタフェで得た経験は非常にポジティブなものでした。もちろん、あらゆるプレーヤーがそれぞれのチームで、とにかく出来るだけ沢山プレーする事を目指しているのは確かです。でも、僕が常に興味を持っている事は、足りない点を補う事と、学ぶ事なんです」

──この一年に満足していますか?
「心から満足しています。この一年、選手として多くの面で支えてもらいましたが、同時に一人の人間としても成熟しました。ヘタフェのロッカールームでは、ベテラン選手たちと共に本当に多くの事を学びました」

──バレンシアでプレーするために必要な事を充分に学んだ、という事でしょうか?
「もう僕は子供ではありません。自分が求めている事と求めていない事も理解しています。でも僕が今この瞬間、考えている事はスペイン代表と共にワールドカップの決勝トーナメント1回戦を戦う事です。そして、もし勝ち進めれば準々決勝について、敗退してしまったら、その時初めて新シーズンについて話す時になるでしょうね」

──おそらく新シーズンは、レンタルに出る前、18歳でプリメーラでプレーした時よりもはるかに多くの事を要求されます。
「僕はいつもどこに居ても、自分に出来るベストは何かについて考えるタイプの人間です。昨季1年間、プリメーラのクラブで過ごしました。他の誰とでもうまくやれる事を保証します」

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