クラブは、トップチームのメディカルチーフにビジャレアルでチームドクターを務めていた経験のあるファン・アルボルス医師が就任する事を発表しました。これにより、現職のジョルディ・カンデル氏がクラブを離れる事になります。

アルボルス医師は、スポーツ医学の世界で豊富な経験を持っています。1998年にロス・カサーレス(バレンシア市が本拠地の女子プロバスケットボールクラブ)のメディコとなり、その1年後にはバレンシア・ビフサ(バレンシア市が本拠地のフットサルクラブ)に招致されました。ビジャレアルには2002年に入社しましたが、ファン・カルロス・ガリード監督との意見の相違を理由に、2010年に退社していました。現在はチェステ(バレンシア県中部の都市)のアスリートサポートセンターで働く傍ら、スペインU-18男子バスケットボール代表チームのメディコも務めています。

サルボ会長とルイス・セルベラGMの2人は、就任当初からトップチームのメディカルチームを再編成する事を望んでいたとの事で、適任者を探す中で、ビジャレアルで約9年間チームドクターとして働いた経験のあるアルボルス医師に白羽の矢をたて、今回の招致に至りました。

また、トップチームの理学療法部門のチーフを務めていたファン・アンヘル・バジェステロス氏もクラブを去る事になるでしょう。後任にはバレンシア・バスケットで同職を務めるパブロ・マルティネス氏、アルボルス医師と共にビジャレアルで働いていたヘロ・ベナベント氏とペペ・ギジャルト氏の名前が挙げられています。