カンテラ統括部長のルフェテは、元バレンシアのルベン・バラハとクーロ・トーレスの2人を新シーズンのカンテラの指導者としてバレンシアに戻ってくる事を大筋で認めました。報道によると、バラハはフベニールA、クーロはカデテAの監督を務めるとの事です。

バラハは昨年12月からウラカン・バレンシア・フベニールAでコーチとして、エメルソン・エステベ監督、ホセ・ラモン・ロドリゲス第2監督と共に働いていました。その前にはグレゴリオ・マンサーノのアシスタントとしてアトレティコ・マドリーで働いていましたが、正監督を務めるのは今回が初めてとなります。そして、これまでフベニールAの監督を務めたセルヒオ・ペリセルは、昨季のリーグ戦で3位に終わりフベニール国王杯への出場権を得られなかった事で、クラブとの契約を延長することなく退団となりました。

一方、クーロ・トーレスは既にカデテ年代のプレーヤーを指導した経験があります。2011年10月からバレンシア州U-16選抜の監督を務め、今年1月からはバレンシアと提携しているクラックスのカデテAで監督を務めました。昨季カデテAをリーグ優勝に導いた"タハ"ことミゲル・アンヘル・ビラについてはルフェテも高く評価しているようで、インファンチルBの監督をオファーするようです。

また、今季バレンシアのスクール(Campus VCF)でディレクターを務めたルベン・モラをフベニールBの監督に、カデテBの監督を務めたホルヘ・マンテカがインファンチルAの監督になるとみられています。これで11人制(インファンチル以上)ではカデテB以外の全カテゴリで新監督にオファーが出された状態となります。