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ジュキッチ監督のプレゼンテーション

昨日、エスタディオ・メスタージャのVIPルームにて「BENVINGUT A CASA(バレンシア語でおかえりなさいの意)」の言葉と共に、ジュキッチ監督のプレゼンテーションが行われました。

以下、プレゼンテーションでのジュキッチ監督のコメントです。

ジュキッチ監督
「監督という仕事を選んでから、バレンシアを率いる事は、常に私のファーストオプションでした。今夏も他のクラブからのオファーが届いていましたが、私が唯一望んでいた事は、ここに来て、勝つ事でした。私は自分のアイデンティティがこの街に、このクラブにあると感じています。ここで、タイトルを獲得するために戦うつもりです」

「私は自分が今居る場所をはっきりと理解しています。バレンシアは偉大なクラブであり、私はチャンピオンではないバレンシアが理解できません。チームの目標は監督が決めるものではありません。クラブの格が決めるものです。バレンシアは自他ともに認めるビッグクラブであり、これまで多くのタイトルを勝ち取ってきました。我々はそのために戦い続けなければなりません。その挑戦が難しいものになる事はわかっています。しかし、私はその準備が既にできています」

「私の理想は、アグレッシブかつ献身的に、ボールを保持して、リーグの主役となるようなスタイルです。ファンの皆さんには、皆さんのチームの監督がどんな人物であるかをメスタージャに見に来て頂きたいと思っています。勝っても負けても引き分けても、クラブが独自のアイデンティティを失う事はありません。ファンの皆さんが共感し、選手たちとチームを誇りに思えるように、ベストを尽くすつもりです」

「来季のチャンピオンズリーグに出られない事は非常に残念ですが、それは既に過去の事です。気持ちを切り替え、ポジティブなメッセージを与えたいと思います。新シーズンはヨーロッパリーグのタイトルを目指して戦う事になるでしょう。これもまた重要なコンペティションのひとつです。成し遂げられなかった事を悲しむ時間は終わりました。我々は現在、そして刺激的な未来について考えなければなりません。バレンシアは眠れる巨人であり、私はそのクラブの目を覚ます事が出来ると考えています。ヨーロッパの、そして世界の最高のクラブのひとつを率いるという気持ちで、仕事を始めたいと思います」

「私は今チームに居る選手たちに満足しています。彼らが大きな事を成し遂げられるという事は、今季の後半戦で充分に証明されています。我々は"売るクラブ"ではなく、大きなことを成し遂げるクラブです。選手の売却は可能な限り抑えられる事でしょう。自分たちが望まぬ売却をするつもりはありません。もし誰かがクラブを去る場合は、我々がその代わりとなる選手が居るから、という事になるでしょう」

「クラブの財政事情についても理解しています。カンテラについて考えなくてはならないでしょう。これまで自分がそうしてきたように、若い選手たちにもチャンスを与えるつもりです。若い選手たちを起用し続ける事は簡単ではないですが、パルチザンを率いていた時もセルビアU-21代表の若手選手たちを重用してきましたし、バジャドリーでも数人のカンテラーノにチャンスを与えてきました。バレンシアでもカンテラの力に頼る事になるはずです」

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