就任から1週間以上経ってしまい「今更」ですが、バルベルデ新監督の就任会見が12/3に行われました。その時の会見内容です。

──契約について
「半年間の契約にサインしたのは、クラブがそういう内容のオファーをしてきたからだ。もし彼らが5年契約を提示してきていたら、私は頭を悩ませていただろう。だが、このような状況下では半年の契約にサインする事に何の問題も無い。私は自分自身の仕事に自信を持っているし、ここにもっと長く居るための充分なメリットをチームにアピールできる事を期待している」

──チームについて
「チームの欠点だけでなく良い点や悪い点についても、この立場で発言する事はいつでも、前監督の仕事に対する批判として取られてしまう事が多い。だから私はその点については発言しない、という選択肢を選びたい。シンプルに、チームが今持っている力を維持したいし、ある程度は改善したいと思っている。ペジェグリーノの仕事には最大限の敬意を払っているし、何かを成し遂げる事の出来る良いチームが既に出来上がっている」

──選手たちについて
「会って、試合に勝ちたがっている若い選手たちのグループだという事を確認した。彼らが望んでいる事は、勝つ事、良いプレーをする事、ファンと一緒に楽しむ事だ」

──目標について
「選手たちのパフォーマンスを最大限に引き出したい。我々の目標はCLの出場権を得る事であり、今日の時点でまだその可能性は残されている。短いスパンでの目標としては、私が持つアイデアと、選手たちの持つ可能性をチームに昇華させる事だ」

──チームの現在の状況について
「チームにとって最も重要な事はサッカーだ。ピッチ上の事に集中し、強く居なければならない。これは非常にシンプルな事だ。サッカーの試合は11人で構成された2つのチームで行う。そして我々には素晴らしい選手たちが揃っている。我々が望む事は、選手たちが自分のクラブに興味を持ち、適切な振る舞いをする事だ。良いプレーさえできれば、勝つ可能性はより高くなるのだから」

──シーズン途中からチームを率いる事について
「私にとって初めての挑戦だ。もちろん、簡単なミッションではない。監督がこれらの状況下でチームを引き受ける時、そこには何かしらの問題と、継続して結果を出す事のプレッシャーがあるのだから。それでも私はこの挑戦を引き受けた。これが私の仕事だからだ」