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パブロ・エルナンデスのお別れ会見

イングランド・プレミアリーグ、スウォンジーへの移籍が決まったパブロ・エルナンデスが、パテルナ練習場のプレスルームでお別れ会見を行いました。会見にはクラブの理事であるフェルナンド・ヒネール氏も同席しました。

「トップチームで4シーズン、カンテラの頃から数えると長い間ここで過ごしてきました。サッカーの世界では、環境を変えて新たな挑戦をする時だ、と考える事が何度かあるものです。今回、私が感じたものがそれであり、その気持ちが、"今がそうするべき時だ"と私の背中を押しました。もう一度自分自身に希望を与えるために、バレンシアを去る事にしました。

今回のオファーを受けてから、だいぶ悩みました。自分の家を離れる事、そして第2の家族とも言えるこのクラブを離れる事は、とてもつらい事だとわかっていました。このクラブの居心地の良さを捨てる事は、簡単に決断出来る事ではありません。

ペジェグリーノと話した時、彼は私を戦力として考えていると言ってくれました。しかし、その時には既に私の気持ちは決まっていました。その後にジョレンテとブラウリオと話し、2人に環境を変えたいという私の希望を伝えました。その後は、クラブ間で全てが行われました。私はその交渉について何も関与していません。

ここで私は沢山の夢を叶える事ができました。バレンシアのおかげで、私はチャンピオンズリーグを戦う事が出来ましたし、数々の素晴らしいスタジアムでプレーすることも出来ました。そして、代表チームのシャツを着る事も出来ました。このクラブは、私がクラブに与えてきたよりもはるかに多くのものを私に与えてくれたと思っています」


──今回の移籍は、あなたのキャリアにおいてステップダウンになると思いませんか?
「それは時が教えてくれると思います。私はスウォンジーの野心的なプロジェクトに惹かれました。すぐにヨーロッパの舞台に戻ってこられると信じています。それに、プレミアリーグでプレーする事は私にとって個人的にも、プロとしても良い経験となるでしょう。私の移籍を実現させるためにスウォンジーが努力してくれた事、そしてミカエル・ラウドルップがサポートしてくれた事に感謝しています」

──バレンシアで信頼を失ったから移籍するわけではないのですね?
「移籍には沢山の要素が絡んでいますが、確かな事は、新しくここに来た監督は私と共に戦う事を望んでくれていたという事です。私は常に自己批判をしてきました。自分がピッチで快適にプレー出来ていないと度々感じていたのは確かです。ただ、昨季の出来は悪かったと思いますが、その事もまた私を成熟させてくれると信じています」

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