さよならモヤ
今季ヘタフェにレンタルされていたモヤについて、ヘタフェが買い取りオプションを行使する事になりました。このオプションでは移籍金は220万ユーロに設定されていましたが、今回200万ユーロに値切られています。
モヤは2009年の夏に4年契約で加入。バレンシアは彼を獲得するためにマジョルカに総額550万ユーロ(移籍金500万ユーロ+インセンティブ50万ユーロ)を支払いました。しかしながら、バレンシアでの初年度はセサルからレギュラーを奪えず、2年目となった2010/2011シーズンには、セサルが負傷で離脱した時に自身も負傷してしまうという不運が重なり、グアイタにポジションを奪われる形となりました。
モヤ自身は昨夏、ヘタフェからの完全移籍でのオファーにレンタル移籍を希望するなど、バレンシアでポジションを得る事を目標としていましたが、ジエゴ・アウヴェスとグアイタという2人の偉大なGKが在籍するチームにおいて、彼の居場所はありませんでした。
今季ヘタフェで36試合に出場し、自身最高のシーズンを過ごしたモヤ。ドバイからの買収話が無くなり、財政面で厳しくなった来季のヘタフェにとって、彼は重要な戦力となるでしょう。今後の活躍をお祈りします。
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ミゲル・アンヘル・モヤ(プロフィール)