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ファン・ベルナトのインタビュー

U-19代表合宿を控えて、故郷・クジェラで休暇を過ごしているファン・ベルナトのインタビューです。

──夏を過ごすのに悪くない場所を選んだね。
「ははは(笑) クジェラはとても静かな街なんだ。ゆっくり体を休めたり、家族、友達、彼女らと過ごしたり・・・本当に充実した日を過ごしてるよ」

──いつから休暇をここで過ごしているの?
「生まれてからずっとだよ。このアパートも祖父の物だしね。母がまだ小さかった頃にここに来たみたい。だから僕も生まれてからずっとこの街を楽しんでいるよ」

──クジェラでの毎日はどんな感じなの?
「朝起きて、すぐにビーチに行く。海が本当に好きなんだ。マルバロッサのビーチとクジェラのビーチに行った事があるけど、僕はクジェラに居たいね!日光浴も海水浴も好きだよ。その後、家に着いたらすぐアパートのプールに行く。で、上がって食事したら・・・同じことの繰り返しかな。もう一度ビーチ、プール。あと時々、友達とテニスのミニゲームをしたりするよ」

──信じられない・・・それで一日を終えちゃうの?
「ははは(笑) 太陽が沈んじゃったら、遊歩道をぶらぶら歩いたりするよ。あと昼寝!友達がいない時はすぐそうしちゃうね」

──君は既にバレンシアのトップチームの選手だ。君の友人たちは一緒に遊ぶとき、君に何か言う?
「トップチームに上がってから、確実に彼らとはあまり遊べていないんだ。だから、遊んでいる時は"まだ帰るな"ってジョークを言われるよ」

──この一年で君の人生は大きく変わった?1年前、君はフベニールでプレーしていて、トップチームはとても遠いものに見えた。
「僕は変わってないよ。僕を知っている人は、それを理解していると思う。今も僕はここクジェラに居て、アパートのプールに居る。去年の夏、トップチームでプレシーズンを過ごすという大きなチャンスを手にした時も、僕はここに居たんだ」

──プールに居たの?
「うん。プールに居る時に連絡を受けたんだ。信じられなかったよ。Bチームを経験しないままフベニールからトップチームに行く事になったんだからね。そう言われて少し驚いたし、代理人と話してやっと信じる事が出来たんだ。それからは見ての通り全てがうまくいってる」

──私もそう思う。ゴールを決めるなど素晴らしいプレシーズンだったね。
「誰もが夢に見るプレシーズンだった。すごく満足してるよ。物事がうまく進んだし、いくつかの素晴らしい思い出も出来た。スポルティング・リスボン戦やハンブルガー戦の事をよく思い出すんだ。とても良いゴールだった。こういった試合はいつまでも心に残り続けるだろうね」

──ご褒美はリーグ開幕戦のスタメンの座だった。
「うん、予想外の事だった。本当のことを言うと、あの日はすごく緊張してたんだ。スタメンだなんて予想してなかったからね。僕は、プレシーズン合宿に参加できるのはご褒美のようなものだと考えていたし、トップチームに残る事が最初の目標だったのに・・・でも監督は僕を信頼してくれた。でも僕はその信頼に応えられなかったんだ。ピッチで僕は居ないようなものだった。ピッチの中でもそう感じていたし、監督もピッチの外からそう感じていたと思う」

──その後、エメリは君を呼ばなくなった。チームで君を見かけるのは時々になってしまった。私個人の意見では、あれはベストな決断ではなかったと思う。
「でも・・・その後いくつかの試合でチャンスをもらえて、僕はそこでベストを尽くした。国王杯のレバンテ戦は良い思い出になったし、自分でも納得してるんだよ。最終的には今季はバランスの良いシーズンになったと思う。エメリ監督は僕にプリメーラでデビューするチャンスを与えてくれ、ヨーロッパリーグでもプレーした。彼に感謝しているし、彼の新たなプロジェクトの幸運を祈ってるよ。彼は偉大な事を成し遂げるポテンシャルを持ってると信じているからね」

──君が見たトップチームのロッカールームは想像してた通りのものだった?
「小さい頃、サッカー選手は別世界の人間だと思ってた。でも中に入ってみると、他の人たちと同じ普通の人間だって事がよくわかったよ。皆謙虚で、あなたや僕と同じ人間だった。そうわかった事で気持ちが楽になったかな。皆、僕らカンテラーノに親切に接してくれるし、歓迎してくれたよ」

──バレンシアのファンは君を愛している。気が付いていると思うけどね。
「ウォーミングアップしてる時や、道を歩いてる時にそれを感じる事が出来る。皆からの愛情はとても嬉しいね。ピッチで、その愛情に対するお礼が出来たらいいなって思ってるんだ」

──そのファンの次の夢は、パコ・アルカセルに向けられている。
「そうなったらどんなに素晴らしい事だろう。僕はインファンチルの時から彼と一緒にプレーしてきた。彼はチームメイト以上の存在なんだ。彼にはいつも喜ばせてもらってるし、彼自身の事もうまくいくよう願ってるよ。監督が決める事だけど、バレンシアで一緒にプレー出来たら最高だね。彼にとって今季は、父親の他界という悪い始まり方だった。残念だったよ。僕もそれをわかっていたから、彼は僕のとこにも何度も来た。でもパコは、気持ちを取り戻す方法を知っていたし、僕らも全員で彼を助けた。彼の友達である事を証明しなくちゃいけない時だと思ったんだ」

──トップチームの監督にペジェグリーノが就任した。
「うん。僕にとって嬉しいニュースだ。カデテでの最初のシーズンに彼の下でプレーしたけど、彼は僕をよく扱ってくれたんだ。とても親切で、真摯で、僕らを導いてくれた。彼からは多くの事を学んだよ」

──当時、どのようにプレーしていたか覚えてる?
「基本は4バックだった。4-2-3-1や4-4-2、時々4-3-3もやったよ。いろいろありすぎて良く思い出せないな」

──彼が監督としてバレンシアに戻ってくると聞いて、どう思った?
「また彼に会えるとわかって嬉しかったよ。彼は既に僕の事を知っているから、ポジティブな気持ちになれる。もちろんパコにとってもね。僕ら2人にとって良い事だと思ったよ」

──彼はファン・ベルナトがトップチームでの居場所を確保できるかどうかを見たがっている。君はどう思う?
「うん、そうなるよう努力するつもりだ。昨年と同じように今年のプレシーズンも全力で取り組むつもりだよ。ベストを尽くしたいし、このチームでやれるって事を証明したい。難しいチャレンジだけど、やっとつかんだ夢だからね。実現させるために戦うつもりだよ。僕の全てを出して監督を納得させたいね」

──1部リーグへのレンタルについてはどう思ってる?ラージョが最も君に関心を寄せているけど。
「うん。前にも話したことがあるけど、クラブと僕の双方にとってそれがベストであれば、クラブはそうするだろうね。でも僕は今、その可能性について考えられない。新聞を読んでるからそういうチームがある事は知ってるし、プリメーラのチームが興味を持ってくれる事については嬉しいけど、僕が今、考えている事はプレシーズン合宿でベストを尽くす事だけだ」

──バレンシアは左サイドの選手を補強した。アンドレス・グアルダードだ。良い競争相手だね。
「うん。状況は少しだけ厳しくなった。でもそれがバレンシアであり、自分のポジションでプレーする全ての選手と競争しなくてはいけない事もよくわかっている。それが普通だよ。グアルダードが居て、ピアッティが居る。でも自分の居場所を得るために彼らとも争うつもりだよ」

──そしてジョナタン・ビエラとジョアン・ペレイラも加わった。彼らについてどう思う?
「ジョナタンについては、彼のプレーをまだ見た事がないんだ。でも彼についてはいい話しか聞こえてこないね。ジョアン・ペレイラについては知ってるよ。スポルティング・リスボンとの親善試合で、彼は僕の対面に居たからね。代表にも選ばれている偉大な選手だよ」

──でも、あの試合でペレイラは君に出し抜かれてゴールを奪われた。
「ははは(笑) 彼からゴールを奪ったのは確かだ。彼の前に走り込んだ時、彼は僕を止めようとしたけど、僕はそのままゴールを奪ったんだ!」

──ジョルディ・アルバとアドゥリスはクラブを去る事が予想されている。もしかしたら、トパルとティノも・・・。
「皆、素晴らしいチームメイトだよ。でも、スポーツ面の問題については僕は関与できない。彼らについての決定はクラブが下すだろう。僕はただプレーするしか出来ないんだ」

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