──試合を終えて
「今日の試合には勝ちたかった。だいぶ苦しむ事になったが、いくつかの場面でどうにか我々の良い面を出せた事で勝つ事が出来た」

──今季を振り返って
「3年間3位でシーズンを終えるという事は簡単ではない。このチームの努力はとんでもないものだ。何故なら、国王杯とヨーロッパリーグという2つの大きなコンペティションでも準決勝まで進んだのだから。そういう意味では、今季、私はバレンシアの監督としてのベストシーズンを過ごしたと言えるかもしれない」

──スパルタク･モスクワから2年契約が提示されているという報道について
「私が手にしているオプションのひとつだ。それ以上でもそれ以下でもない。今はまだ私の将来の事を話す時期ではない」

──クラブからの充分なサポートが得られなかったのではという指摘について
「現役時代は、良い時期よりも悪い時期の方が多かった。しかし監督として、ここバレンシアに来てからは、クラブが特殊な事情に置かれているにもかかわらず、良い時期の方が多かったと思う。私はこのクラブで酷い扱いは受けていない。私自身は気高く、誠実に、真摯に会社の目標に取り組む企業的な人間であろうと努めてきた」