──試合を終えて
「前半は良い出来だったアトレティコのカウンター攻撃も封じたし、何度も彼らを脅かした。前半のうちに得点を奪いたかったが、それが出来なかった事で流れが変わってしまった。そして後半我々はミスを犯し、我々にとって致命的ともいえるゴールを彼らに奪われてしまった」

──決勝進出を決めたアトレティコについて
「彼らは良いプレーをしたし、決勝に進むに値する。今日は先制点を奪う事が勝利のカギだったが、それが出来なかった。前半は我々がゴールに近づいていたし、我々にもう少し正確性があったなら、最後まで我々が試合を支配していただろう」

──1stレグの影響について
「アトレティコのような偉大なチームを相手に2点のビハインドを追いつくことはとても難しい事だというのはわかっていた。それでも最後まで戦ったが、結局は1stレグの結果がこの対戦に大きく影響を及ぼすことになってしまった。だが、我々はこのコンペティションにおいて非常に野心的であったと思う。このタイトルを本気で狙っていたし、この試合に全てを出したと言える」

──チームの出来について
「私は選手たちの働きぶりを見ているし、彼らがどのような状態で居るかを知っている。チームは準決勝で敗退したが、私自身は選手たちの働きぶりに満足している。だからこそ私が彼らを立ち上がらせなければならない。日曜日には、非常に重要なマラガとの試合が控えているのだから」

──自身の去就について
「全ての人にとって、今後自分がどうなるかというテーマは重要な事かもしれないが、今の私の頭にそのテーマは存在しない。私だけでなく、チームの全員がバレンシアの今後について考えている。それこそが皆にとって重要な事だからだ。今の我々にとって、何よりも重要なのは3位でシーズンを終える事だ。私の将来など重要でもなんでもないし、それは今語るべきテーマではない」

──バレンシアの残りの日程について
「最も重要な事はバレンシアが欧州の最高峰で戦い続ける事だ。そしてそれはリーガにかかっている。国王杯でもELでも決勝をプレー出来なかったのは残念だが、最も重要な目標であるCL出場権を得るために集中する必要がある」

──カナーレスの負傷について
「(深刻な表情で)スポーツ面から、そして人としての観点から見て、我々にとって最悪のニュースは彼のケガだ。以前のような深刻な負傷でない事を祈っている。彼は非常に荒れた様子で家に帰って行った。今日行われる精密検査の結果を待とうと思う」