UEL: AZ戦を終えてエメリ監督のコメント
試合を振り返って
「完璧な試合だった。相手のエリア内に侵入し続け、別の試合では得られなかった成功を手にする事が出来た。勝利につながる効果的なプレーが出来たと思う。守備面では1stレグよりもよく守れたし、その守備面の安定が攻撃面を助ける事にも繋がっていた。今日の我々はメスタージャで快適にプレーした」
準決勝について
「アトレティコとの対戦は非常に厳しいものになるだろう。彼らとの対戦を我々は望んでいなかったし、彼らも我々との対戦を望んでいなかったと思う。だが、この対戦は確実に魅力的なものとなるはずだ。彼らがこのタイトルを取った時は、我々の身に起きた事(※)を踏まえて、"あのタイトルは我々の物になっていたかもしれない"と思ったものだ。しかし、我々は再びそのタイトルを手にするチャンスを得た。彼らとの対戦は決勝戦へのドアであり、努力する価値はある」
(※2009/10のUEL準々決勝、ジギッチへの明らかなPKが見逃された事でバレンシアはアトレティコに敗退した)
ELのベスト4のうち3つをスペインのチームが占めた事について
「ELだけでなく、CLも含めて準決勝に駒を進めた5つのスペインのチームのポテンシャルに満足しているし、この事は代表チームの成功にも繋がっていくだろう。スペインサッカーの黄金期について話すことは非常にポジティブな事だ」
今後の目標について
「この先の試合でも今日のような感じで試合を整える事だ。チームは主となるコンペティションであるリーガで苦しんでおり、この状況から抜け出さなくてはならない。シーズンの残りの全ての公式戦を今日のように戦うつもりだし、それが出来ればリーガの3位であり続ける事が出来ると思う。」
今日の試合で、チームがこれまでの悪い流れとは正反対の一面を見せた事について
「ここ最近の敗戦で、ただ悲しんでいただけではない。我々は常に問題点の解決策を見つける事に、そしてチームの糧となる良かった点を見つける事に重点を置いてきた」
この試合に負けていた場合の自身の去就について
「このラウンドで敗退することなど考えもしなかった。準決勝を戦うために、そしてリーガで今の順位を維持するために、非常に高いモチベーションを保っている」