レバンテ戦を振り返って
「昨日の試合では、チームは2点目を奪いに行ったのと同時にレバンテもカウンターで僕らに危険を作り出した。結局、中盤でボールを失い、同点にされてしまった。僕らが抱えている問題は良いプレーをしているのに良い結果で試合を終えられない事だ」

ホームで4試合勝てておらず、ファンがナーバスになっている事について
「チームが自分たちのファンの前でプレーする事を恐れるようになったら、それは非常に愚かな事だ。僕自身はメスタージャでプレーする事を恐れてはいないし、チームも当然同じ事だよ。昨日の試合でも、ファンは試合を通じてサポートし、僕らと共に居るという事を示してくれた」

4位との勝点差が詰まってきた事について
「以前は4位、5位との間にクッションがあったけど、僕らはそのクッションを無くしてしまった。それにも拘わらず僕らはまだ3位にいる。今の状況は幸運な事もあるけれど、それでも僕らはその位置をキープしているんだ。今は今週やって来る2試合に立ち向かうために、冷静になる必要がある」

(タイトルの可能性がない)3位に居続ける事によるモチベーションの低下について
「ヨーロッパの、そして世界のベストリーグのひとつで3位になる事は非常に価値がある事だ。クラブやファンが3位になる事に慣れているのは事実だし、それにより彼らが野心的な気持ちになる事は良い事だと思う。でも、僕らより下位に居るチームの中にも、偉大な選手をたくさん揃えているチームがいくつもあるという事を認識する必要がある」

攻撃的な戦術を採用しているが故に相手のカウンターに苦しめられている点について
「バレンシアは攻撃的なチームであり、それは監督も選手たちも求めているものだ。そのスタイルを放棄する必要はないけど、結果を出すためにもっと上手く振る舞う必要がある。僕らは良い試合、良いプレーをし、試合の主導権を握っているけど勝てていない。それでは無意味なんだ。オランダでも(AZ戦)僕らは相手より良いプレーをしていたけど、昨日の試合やサラゴサ戦のように、勝利だけが得られなかった。内容だけでなくスコアで上回れるよう、頭を使って戦わなくてはならない。スコアこそが最終的にその試合を評価するものになるわけだからね。特に今週控えているこの2試合がカギとなるんじゃないかな」

木曜のAZアルクマール戦について
「絶対に勝たなければいけない試合だ。準決勝に駒を進めて、決勝に到達して、そしてそれに勝ったらとてもスペクタクルだと思わないかい？でも一戦一戦、一歩一歩、僕らはどのように進んでいくべきかを考えるつもりだよ」

日曜のレアル・マドリー戦について
「日曜日、僕らはスペクタクルなスタジアムで首位のチームを相手に重要な試合を戦う。良いプレーが出来れば、良い結果を残すことができると信じてるよ」

エメリ監督の契約延長について
「それはスポーツディレクターか会長に聞くべきテーマだ。僕らがそこに関与する事はない」