国王杯 バルセロナ戦を終えてコメント
アルベルダ
国王杯敗退が決まって
「我々はこの試合に敗れたが、これで世界が終わったわけではない。国王杯の道のりはとても険しく、実際に我々はこの大会でとても消耗した。それでもバルセロナとの準決勝までたどり着いた」
試合を振り返って
「バルサの選手たちが我々を危険に陥れていた事は確かだ。それは我々のミスが原因だと言える。だからと言って我々がしなければならない事は戦犯探しではなく、成長し、向上する事だ。今日はバルセロナの方がサッカー的に優れていた。チームに批判されるべき選手はいない」
タイトルへの夢が破れて
「この準決勝でサプライズを起こしたかったが、それができなかった。ファンは決勝戦を楽しみにしていた。もちろん我々も・・・。我々はこの大会を勝ち進んできたが、バルセロナによって道を閉ざされた。もしメスタージャの試合で正しい判定が下され、彼らがひとり少ない状態に置かれていたら・・・という思いは残る。今日の試合では我々が1人退場させられたが、この事が我々をより過酷な状況に追い詰めた。"もしあの時正しい判定が下されていたら違う結果になっていたか"と聞かれたら、私は"そうは思わない"と答えるだろう。ただ、もしそうなっていたら我々はもっと良いプレーが出来ていただろうとは思う」
--
エメリ監督
試合を終えて
「我々は完璧な試合をするつもりでいたが、彼らによって我々の攻撃は正確性を奪われた。偉大なライバルチームを相手に、バレンシアの価値を見せる必要があった。彼らに勝つためには全てにおいてほぼ完璧な事を成し遂げないとならないが、その点で我々は目指していたことが出来なかった」
チームの出来について
「チームの働きには満足している。我々は世界最高のクラブ相手に正々堂々と戦った。75分まではどちらに転んでもおかしくない試合だったと思う」
ソルダード不在の影響について
「それを敗戦の言い訳にはしない。今日の我々は1-1で終わった1stレグよりも決定的なチャンスを多く作ったのだから」
対戦相手のバルセロナについて
「おめでとうと言いたい。決勝戦での彼らの幸運を願っている。我々はこれからリーガとヨーロッパリーグの事を考えていくだけだ」
(ここで"バルサの幸運を祈る"を"バルサはラッキーだった"と聞き違えたカタルーニャ・メディアのジャーナリストが突然エメリ監督に「その発言の意図を説明しろ」と噛みつく。それに対してエメリ監督が一喝)
「私の発言を注意深く聴きなさい。くだらない論争を起こすような事をしないでいただきたい。私は試合前にプレスルームで"バルセロナは偉大さを失うことがある"と言ったが、君たちはその言葉を誰が言っていたかさえ知らないのだろう。私は自分が思った事を言っているだけだ。そもそも君は今なぜ私に質問している?自分の順番を守りなさい」
グアルディオラとの関係について
「彼との間には何の問題もない。私は彼の仕事に感銘を受けているし、そのようにあらゆる場所で1500回は話してきた。彼を祝福しているし、彼に対して不満を言った事も一度もない」