リカルド・コスタには、バレンシアとの契約が2年残っています。それにも拘わらず、彼は今季、ケガとエメリ監督の戦術的な理由により、公式戦で2試合しかプレーしていません。

そのリカルドに対して、複数のクラブが彼に興味を示しています。そのひとつがベティスです。アンダルシアのクラブは、冬のマーケットで彼を獲得する事を希望しています。しかしポルトガル人DFは、バレンシアへの忠誠を誓いました。

「そうじゃない日が来るまでは、僕のクラブはバレンシアだ。だからここが僕のプレーする場所なんだ。いつだって僕はこのクラブに集中している。退団を志願した事もないし、それをクラブに求めた事もない」

「他のクラブが興味を持ってくれている事は知っている。もしその中のどこかとバレンシアが何らかの合意をしたら、その後で初めて僕が頭を悩ます事になるんだ。でも、それまではこの事について頭を悩ますのは僕の上司の問題だよ。今、考えるのは僕じゃない。最近、僕は監督とも話をした。監督も僕がバレンシアだけに集中している事をわかってくれている」

バレンシアのDFは年末の練習で左の頬骨を負傷しました。しかし、彼はこの怪我が深刻ではない事を強調します。

「練習する上で、この怪我の影響はないよ。もし監督から求められたら、試合でプレーする事も影響はないはずだ」

そして、2つのワールドカップでプレーしたポルトガル代表選手にとって、次の夏にやってくるポーランド、ウクライナでの欧州選手権でプレーする事は彼の夢です。

「EURO2012に参加したい。過去に2度ワールドカップに参加してるけど、EUROはまだ出たことが無いんだ。今のところ、パウロ・ベント監督は僕を戦力とみなしてくれている。所属クラブでプレーするという、自分の役割を果たさないといけないという事も理解はしているけどね。僕は自分の能力に自信を持っているし、そこで戦うための準備もできているよ」