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ビクトル・ルイスのインタビュー

──開幕から3戦3勝。このようなシーズン序盤になると予測してた?
「いつでも今のような形でシーズンを始める事を夢見るものだよ。このレベルを維持する事が今の僕らの目標だ。無失点で、出来るだけ苦しまずに結果を残せれば、もっといいけどね」

──ヒホンでの最後の時間帯はヒヤヒヤさせられたけど、しっかりゴールに鍵をかけたね。
「うん、実際スポルティングは得点を必要としていた。それに加えて彼らのスタジアムでの試合だったからね。たぶん、彼らはもうちょっとで僕らに痛手を負わせられると考えていたと思う。僕らは苦しんだ。あれ以上の攻撃が来ていたらどうなっていたかわからなかったと思う。エル・モリノーンは簡単なスタジアムじゃなかったよ。でも最後はバレンシアが勝点3を得た」

──個人的な感想だけど、君は新加入選手であるにもかかわらず、すごく馴染んでいるように見える。
「とても快適に過ごしているよ。それは本当だ。初日から監督の考えを具現化しようと努力してきた。守備のメカニズムはチームメイトのおかげでとても早く吸収できたよ。最初の練習から、皆が僕を助けてくれている」

──君の新しい監督であるウナイの守備の考えについての話が出たけど、彼はCBにどんなことを求めているの?
「監督の要求を実現させる時、中盤の選手がボールを保持している時、もしくはアタッキングゾーンにある時にはDFラインを揃えなければならない、という点に注意している。もちろん相手FWをマークする事も大事な仕事だ。そして、後ろの4人の選手で沢山の危機回避を実現させる事、試合の最後までチームで結束し、相手にスペースを作らせない事を監督は求めている」

──客席から見てどうだかはわからないけど、ヒホンでは何度もDFラインの最後尾から君が手を上げ、仲間に指示をしている姿が見られた。
「よく見てるね。アディル(・ラミ)はそれほど話さないし、僕ほどジェスチャーをしない。そしてジョルディとブルーノの2人は外から守備をしている。たぶん、僕の役割なんだろうね。真ん中のポジションに居る事で、僕が一番指示を出しやすい場所にいるから。だからといって僕がディフェンスリーダーってわけじゃないよ」

──チームが機械のような連動性を保つためには、CBにとって非常に重要な事は継続性を持つことだよね。
「継続性は全てのポジションの全てのプレーヤーが必要としているものだ。日々の練習で働きながら身につけないとね」

──ビクトルは今、CBというポジションで非常に注目されているプレーヤーだ。何故こんな事を言うかというと、バルセロナにはピケ、プジョルという代表でもレギュラーを務める2人が居るからだ。尤も、今回ピケはケガをしているけど。
「僕はサッカーを見るのも好きで、特定の誰かの名前を出すことは好きじゃないんだ。ピケ、プジョル以外にもマスチェラーノ、ブスケッツもそのポジションでプレーできるし、彼らこそが注目を浴びる選手だろう。だってバルセロナは世界のベストクラブだからね。それに、リーガには他のチームにも偉大なCBのプレーヤーが居る」

──ブスケッツとマスチェラーノのCBへの適応力には驚いた?中盤の選手がCBをやるのは主流なのかな?
「彼らがそこでプレーしたのは彼らのチームに負傷者が出て、他に選択肢がなかったからだろう。僕の意見としては、彼らはよく適応してると思うよ。彼らがオサスナに8-0で勝つ前に2度引き分けた時(ソシエダ戦、ミラン戦)、皆が彼らを批判した。彼らのCBへの適応力のせいにしたんだ」

──前節8-0で勝利している相手に対してどんな準備をするの?
「まず、そのようなスコアになる事を避けなければならない。少なくとも8-0で負ける事が好きな人は居ない。彼らは大きな自信を持って、勝つためにここに来るだろう。でもメスタージャでは、最初の1分から全力で行くつもりだよ」

──エスパニョール時代のバルセロナダービーを思い出してみてどう?
「うん、ナポリのプレーヤーとしてのバルセロナ戦はダービーに含まないよ。僕はほんの数分しかプレーしてないし、しかもプレシーズンマッチだったからね。それを抜くとこれまでに3回ダービーでプレーしてるんだ。最も古いのがコルネジャに居た時で、僕らは1-5で負けたけど、両チームは非常に拮抗していた。その次がカンプ・ノウで1-0で負けた時。バエナがシャビに対して取られた有名なPKがあった試合だ。僕は未だにあのPKは疑わしいものだったと思ってる。そして最後のひとつがホームでの0-0の試合だね」

──君がバルセロナのカンテラに居たときの選手は誰もトップチームに居ないんだよね。
「今はね。ボージャンと一緒だったけど。彼も今はもう居ないし。チアゴとはユース代表で一緒にプレーしたけどね」

──君はメッシを止めなければならない。こういうタイプの試合ではDFはどんな準備をするの?
「メッシ・・・個人的に僕はどんな選手を意識することもないんだ。それにバルセロナのようなチームが相手だと、どの選手もそのポジションのスペシャリストだしね。僕のポジションからすると、ビジャやメッシのようなアタッキングゾーンでプレーする選手に注意を払わないといけないだろう。それにアレクシスやイニエスタは居ないけど、ペドロも居る。彼も僕らを困難に陥れる選手だ」

──ヨーロッパチャンピオンを止めるためには、メスタージャのスタンドの役割も大きい。
「ファンが相手の選手たちに影響を与えるのは確かだ。それを疑う者は居ないと思う。そして僕らも、相手に息つく暇を与えないために90分間、気持ちを引き締めていくつもりだ。僕らは野心的だよ」

──グアイタは無失点を継続している。それについてはどう思う?
「グアイタは既にリーガで名の知られたGKだ。そしてCLでプレーしたジエゴ・アウヴェスも同じくらい知られている。2人とも良い仕事をしていると思うよ」

──DFの選手として、3-2の勝利と1-0の勝利のどちらが好ましい?
「一番好ましいのは勝つ事だ。その上で、無失点をキープできたらより良いよね。無失点でも引き分けたら、それは何の意味も無い」

──バルサのカンテラに居たことは君のモチベーションになる?
「どんな相手に対しても変わらず、希望は持っているよ。一般的に、バルセロナは他のチームよりモチベーションを上げてくれるのかもしれない。でも、僕はバルサに恨みは無いし、リベンジしたいという気持ちも無いんだ」

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