ファン・サンチェス氏がクラブに復帰
クラブは、現在フリーのバレンシアOBのファン・サンチェス氏と再度雇用契約を結びました。テクニカルスタッフの一人として、カンテラのチームの補強等を現職のホセ・ヒメネス氏と共に担当するようです。
ファン・サンチェス氏は2006年にセルタで現役引退した後、バレンシアのフロント入りし、カルボーニSDのアシスタントやカンテラチームの補強等を担当していました。翌シーズンもミゲル・アンヘル・ルイスSDのアシスタントとして働き、2008年4月にルイスSDが解任されたところでトップチームのSDとなりましたが、当時のビセンテ・ソリアーノ会長&ファン・ビジャロンガCEOのやり方に反発し、エメリ監督をチームに連れてきたところでSD職を辞任、そのまま退職していました。
その1年後に、同じくバレンシアOBのミロスラフ・ジュキッチ氏が監督を務めたベルギーのムスクロンのテクニカルスタッフを務めましたが、ジュキッチ監督が解任された事もあって3ヶ月でベルギーを去っています。
バレンシアで仕事をするのは3年ぶりとなりますが、ファン・サンチェス氏はその間何もしていなかったわけではなく、積極的にバレンシアのカンテラの試合を見に足を運んだりしています。そのため、現在の各年代のチームにも既に知っている選手が多く、仕事をする上での障害は無いといえるでしょう。