ロボ・ディアルテ氏がご逝去
バレンシアOBで元パラグアイ代表FWのカルロス・マルティネス・ディアルテ氏が29日、バレンシア市内の病院で病気のため、お亡くなりになりました。57歳でした。
ロボ(狼の意)というニックネームをつけられたディアルテ氏は、1976年の夏にサラゴサからバレンシアに加入。3年間の在籍でリーグ戦71試合に出場し、18ゴールを決めました。
彼のキャリアの中で、今でも語り継がれているのはバレンシアでの最初のシーズンとなった1976/77シーズンです。このシーズン、ディアルテは第2節から第8節までの6試合で11ゴールをあげ、序盤は大黒柱のケンペスをも超える活躍を見せ、チームを牽引しました。最終的にこのシーズンは27試合で16ゴールを記録しています。
また、もうひとつのハイライトが1978/79シーズンの国王杯です。彼はこのシーズン、8試合に出場し2ゴールを記録。決勝戦では出番がありませんでしたが、クラブ史上5度目の優勝に貢献しました。
この訃報に、クラブからも公式に弔辞が出ています。ご冥福をお祈りいたします。