オスカル・フェルナンデス監督がギリシャへ
先日、「ウラカン・バレンシアの監督に」とスーペルで報じられた元バレンシアBのオスカル・フェルナンデス監督ですが、ギリシャ1部リーグのアステラス・トリポリスの監督に就任する事が同クラブの公式サイトで発表されました。
契約期間は2年で、アシスタントコーチには元バルセロナBのヘスス・カサス氏を連れて行くそうです。
オスカル監督はバレンシアのカンテラで4シーズン指揮し、アルバやミチェル、モントーロ、ロンバンらを育ててトップチームに送り込みました。キケ・フローレス監督が解任されてからロナルド・クーマン監督が就任するまでの間、トップチームの暫定監督を務めたことでも知られています。(就任時36歳だったウナイ・エメリ監督がバレンシア史上最年少監督と言われていますが、オスカル監督は当時33歳で就任しました)
オスカル・フェルナンデス監督
「ギリシャに、そしてトリポリスに来られてとても嬉しく思っています。仲間たちと共に懸命に働き、美しい攻撃的なサッカーが出来る良いチームを作りたいと思っています」
アステラス・トリポリスは2007年に初めて1部リーグに昇格しました。10年前には5部リーグで戦うスモールクラブでしたが、2004/05シーズンから2007/08シーズンにかけて、4部リーグから1部リーグまで3シーズン連続で昇格という偉業を達成しています。今季はギリシャリーグで14位となり、本来は2部に降格するはずでした。しかし、11位のイラクリス(以前アーロンがレンタルされたクラブです)が冬の移籍市場で文書偽造を行なっていた事がわかり、ペナルティとして最下位になったため、ギリギリで降格を免れました。