マラガへの移籍が決まったホアキンがクラブのプレスルームでお別れ会見を開きました。

「バレンシアとファンの皆さんに感謝したいと思います。皆さんが5年間僕にしてくれた全てがとても重要なものとして僕の中に残るでしょう」

「マラガへの移籍はお金だけで決めた事ではありません。5年間という僕のバレンシアでのサイクルが終わり、新たな道を行くのに今がちょうど良いタイミングだと思ったんです。マノーロ(ジョレンテ会長)が僕の契約を延長するつもりでいたのは事実です。でも僕が新たなチャレンジをしたい、僕の移籍交渉を進めてほしい、と彼に伝えたんです」

「とても難しい決断でした。僕は今季もここで素晴らしい一年を過ごし、とても野心的なクラブのプロジェクトとここのサッカーを楽しんでいました。でも、決断の決定的なポイントは家族の事でした。僕の故郷であるアンダルシアからのオファーが届いて、今がアンダルシアに戻る時だと感じました」

「バレンシアでは、ただプレーしただけでなく、キャプテンになるという特別な経験をさせてもらいました。また、この街で僕は自分の人生における2つの重要な出来事を経験しました。僕の2人の娘はバレンシアーナです」

「私は良い印象と共に最高の状態のバレンシアを去ります。この5年間で良い事も、また悪い事もありました。でも僕は常にプロフェッショナルで居るように、そしてチームの一部であるように努めてきました。チームメイトと友人は僕の決定を知り、僕を祝福し、僕をサポートしてくれました。そして、僕が居なくて寂しいとも言ってくれて・・・皆仲間以上の存在、兄弟のようなものです」