セサルの契約延長はモヤ次第
スーペルの「セサルの契約延長はない」という記事を上げた直後でなんですが、アスはセサルに契約延長の可能性は条件付きですが「有り」と報じています。
セサルは、その後に続く新たなシーズンを再びバレンシアと共に歩みたいと強く願っています。そしてバレンシアも、彼らの来季の選手リストにセサルの名を加えたがっています。今年の6/30、契約が満了となった時点で契約延長の話し合いが行われる可能性は高いと言えるでしょう。
しかし、そこにはひとつの問題が浮上します。ジエゴ・アウヴェスの加入です。このブラジル人GKの加入により、クラブはグアイタ、モヤと3人のGKを抱える事になります。モヤは数ヶ月前から移籍市場に居ますが、セサルの契約延長のための時間は少しずつ減っています。
ウナイ・エメリ監督は今季、セサルとモヤが相次いで負傷し、カンテラーノをベンチ入りさせる事態になった経験を踏まえ、来季もGK3人態勢でチームを作りたいと考えています。もし、ウナイが来季指揮を取らず、メスタージャのベンチに新たな監督がやってきたとしても、新監督はチームに第3GKとしてセサルを加える事に抵抗はないでしょう。
しかし、セサルに残された時間は徐々に少なくなっています。セサルの契約延長はモヤの退団無くしてはあり得ないのです。セサルは彼自身が望めば6/30までクラブからのアクションを待つ事が出来ます。しばらくの間、クラブとセサルはこれから起こるであろう決定を待つ事になりそうです。そしてその間モヤは、自身の運命を探す事になります。