バレンシアがUEFAに褒められる
バレンシアが日曜日のセビージャ戦で着用した日本語ネームのユニフォームを、UEFAが賞賛しました。以下、UEFA.comの記事より。
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先週、日本を襲った大地震の後、この震災による犠牲者への敬意と、今も困難な状況に立ち向かう日本の人々をサポートしたい、という気持ちを世界中のサッカー関係者が示してきました。
そして今週末、スペインサッカー界がこの動きに倣って、プリメーラの全ての試合会場で1分間の黙祷を行いました。日曜日にメスタージャでセビージャと対戦したバレンシアは、ここで先例のない美しいオマージュを披露しました。バレンシアの選手たちは、自らの名前が日本語で書かれたユニフォームを身に着け、試合を戦ったのです。
我々はこの日に行なわれたリーガ・エスパニョーラの全ての会場での黙祷に加え、バレンシアが行ったこの美しいオマージュを忘れてはいけません。
数日前、UEFAもこれらの動きに倣い、全ての欧州カップ戦の試合で1分間の沈黙を行うことを決定していました。「ヨーロッパサッカー界全体が日本の人々への心からのお悔やみと全面的な支援を表明するため、試合前のピッチで心をひとつにします。そして我々は、この悲劇から派生するあらゆる困難に日本の人々が力強く立ち向かってくれる事を祈っています」と、火曜日(3月15日)にUEFAの会長であるミシェル・プラティニもメッセージを残しています。
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UEFAから制裁を受けることはあっても、褒められることはほとんど無かったバレンシア。
チームが日本の被災者の方たちを思って生まれた行動は、結果的にチームのイメージアップにも繋がったようです。