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ジョルディ・アルバのインタビュー

バルサ戦翌日に行われたジョルディ・アルバのインタビューです。質問内容もバルサ戦に特化したものばかりになってます。

早速、話題のポイントについて聴きたい。バルサ戦の幻のゴールについてだ。
「外からまだ見てないんだ。テレビもまだ見てないからなんとも・・・ピッチ内での自分の感覚ではオフサイドじゃなかったし、今もそう思ってるけどね。僕がDFラインより少し後ろに居たらセーフだとか、少し前に居たらアウトだとか、細かい事はよくわからない。でもマタが僕にパスを出した時は、完璧にセーフだとだと思ったし、あれはゴールになるべきだったと思ってる」

イトゥラルデには何か言ったの?
「ピッチでは"その判定は違う、オフサイドじゃない"って言ったよ。そう確信していたからね。ゴールにならなかったのはチームにとって本当に痛手だった。もしあれが認められていれば、試合は違う展開になっていただろうからね」

それで彼は君に何と?
「ないない。何も言わなかった」

地元の君の友人たちの反応は?
「オスピタレトっていう街は実質バルセロナの一部だ。だから一般的にはバルセロナを応援するんだけど、僕がプレーしている時は、僕を応援し、バレンシアの勝利を望んでくれるんだ。だからたぶん今回も彼らはバレンシアを応援してくれていたと思う。家族からは試合でのパフォーマンスを祝福してくれる電話がかかってきたよ。友人たちは・・・バルサが勝った事と同じくらい、僕が良いプレーをした事を喜んでくれたかな」

友人たちは幻のゴールについて何か言ってた?
「言ってた言ってた!バルセロナに住んでいるバルセロニスタの僕の友人たちが"あれはゴールだった"と言ってくれてるんだ。彼らがもし僕の友達じゃなかったら何て言ってたかわからないけど(笑)僕は本当にゴールだったと思ってるよ!」

ビジャとは何か話した?
「挨拶はしたよ。彼に会えて嬉しかった。多少不思議な感覚があったのは確かだけど、それはどんな選手にも一般的に起こり得る事だからね」

君の親友の一人であるボージャンとは?
「彼と会うのも楽しみだったんだ。彼の事は9歳の頃から知っている。僕がバルセロナのカンテラに居た時、彼とはずっと一緒にプレーしていたからね。今でも最高の友人のひとりだ。試合前に少し話したよ。久々に会えたね、って彼に言ったけど、その時はそれ以上親しくはしていられなかった。彼らにとっても僕らとの一戦は重要な試合だったし、昨日の試合のように僕らとの対戦は決してラクじゃないって彼らも良くわかっていたからね」

でも、再び君らは負けてしまった。
「それは事実だよ。僕がバレンシアの一員となってから、僕らは昨季のホームでの対戦で手にした勝点1しかバルセロナから取れていない。でも、その4試合全てで僕らは全力を出し、彼らを苦しめてきた。それは重要な事だ」

彼らに勝つ、もしくは引き分けるためには何をしなければいけないんだろう。
「難しい問題だね。今回も僕らは序盤から彼らより優勢に試合を進めた。それでもメッシが現れて僕らに一発叩きこんでいったんだ。でも重要なのは僕らが全ての時間帯で彼らと互角に渡り合った事。その点は評価されても良いと思う」

でも、前半に君たちが失点する可能性も充分にあった・・・
「うん、僕らは試合の序盤、良いプレーをしていたけど、何度かピッチ中央でのミスから相手にチャンスを与えてしまった。でも僕らはしっかり守ったし、グアイタも最高のプレーをした。攻撃面では決定的なチャンスは作れなかったかもしれないけど、何度も危険な場面を作り出したとは思っているよ」

ハーフタイムの監督からの指示は?
「"このままの状態を続けよう。このままの強度を維持するんだ"って感じかな。実際、良いプレーは出来ていたと思うし、変える必要もなかったからね」

それでも後半やられてしまったわけだ。
「僕らは落ち着いていたし、後半はバルサにほとんど危険な場面を作らせなかったはずだ。バルサを恐れてはいなかったし、だからと言って彼らへの敬意を忘れたわけでもなかった。失点する前は、僕らが先制点を奪えると考えていたし、ファンもそう思っていたんじゃないかな」

君はどんな試合結果が妥当だったと思う?
「ピッチ上で起きた事のすべてを総括すれば、引き分けが妥当だったんじゃないかな。僕らは完璧だったと思うけど、バルサがひとつのプレーで試合を決められる事も僕らは良く知っている。たぶん、彼らの方が先制点を決めるという幸運を持っていたんだろうね」

自分たちのプラン通りの試合が出来たと思う?
「バルセロナは世界最高のチームのひとつで、彼らがいつでも危険な場面を作り出せるって事は誰でも知っている事だ。でも、僕らに勝てる可能性があったって事を、試合を見ていた人には感じてもらえたと思う。バルセロナ戦では、僕らはいつも彼らを苦しめている。彼らも僕らとの対戦で余裕を感じた事はないはずだ。だからこそ僕らには彼らに勝てる自信はあった。実際勝てなかったわけだけど、僕らが与えたイメージはすごく良かったんじゃないかな」

ウナイはまた君をサイドバックで、マテューをウイングで起用したね。
「うん、その戦術は正しかったと思う。カンプ・ノウでの試合の時もそうだったんだけど、試合の日までそういう布陣で行くって僕らは知らなかったんだ。監督はスタメンの手がかりをめったに見せないタイプだね。でも個人的には皆の気持ちを保つためにもこの方法は良いと思ってる。実際にこの布陣で良い試合をしてるわけだしね」

マテューとポジションを入れ替えてのプレーする事に問題はない?
「うん、ないね。もちろんサイドバックでのプレーについてまだまだ学ぶ必要があるけど、自分ではいつも快適にプレーしてる。それはマテューだけでなく、誰と一緒にサイドラインでコンビを組んでもね。組む相手によってそれぞれ特徴が違うけど、誰とでも上手くやれていると思うよ。そもそも僕にとって今一番大切なのは出場時間を出来るだけ多く重ねて、チームの一部を形成する事だ」

非常に面白い試みだったと思うけど、これはバルセロナ戦限定の布陣なのかな?
「うん、バルサの右サイドは本当に強力だからね。こちらの左サイドも彼らに負けないくらい攻撃的に行く必要があった。監督も"このサイドについては守備面だけじゃなく、総合的に強化する必要がある"って試合前に言ってたんだ。そして僕ら2人は実際に攻撃面に重点を置き、ダニエウ・アウヴェスにハードワークさせる事が出来た。彼はこのポジションでは世界最高のプレーヤーのひとりだけど、昨日の試合では彼を封じ込める事が出来たと思ってるよ」

ビジャレアルには勝点1差に詰め寄られた。
「僕らはこのまま3位に居続ける。僕らのこの後の戦いでそれを成し遂げるつもりだ。チームはここまで良い反応を見せているし、調子も悪くない。約3ヶ月、11試合負けなかった今の状態をこの先も維持していくことが大事なんだ。今歩いている道を踏み外しちゃいけない。3位でシーズンを終えるためにもね」

次はマジョルカ戦。最近は相性が悪いよね。
「マジョルカはここ数年、僕らを苦しめているチームだ。昨年も僕らは前半から苦しめられ、酷い試合をした末に彼らに敗れた。今回は違った展開になることを祈っているよ。バルセロナ戦のような良い試合が出来れば・・・もちろん今度は内容だけじゃなく、勝つつもりだけどね」

ローテーションするのかな?
「まだ何もわからない。監督が当日決定する事だからね。でも誰が出ても、チームとして同じようにプレーできなくちゃいけないんじゃないかな」

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