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元バレンシアのルフェテのインタビュー

エルクレス戦後に行われた元バレンシアのルフェテのインタビューです。

久しぶりにメスタージャへ戻ってきてどうだった?
「良かったよ。特別素敵な歓迎をしてもらえた。メスタージャのファンが僕に与えてくれた愛情に感謝したい。クラブを去って長い時間が過ぎたというのに、僕の事を覚えていてくれたんだからね。僕にとって本当に嬉しい事だった」

この機会が待ち遠しかった?
「うん。エスパニョールの選手としてここに来た時もすごく良く扱ってもらったけど、今回はその時よりもすごかった。こんなに良くしてもらえて本当に感謝してる。あんなに歓迎してもらえた事はサッカー選手としてもひとりの人間としても、すごく嬉しい事だ。彼らの記憶の一部として居られるならとても素敵な事だよ」

どうして君はこんなにメスタージャのファンから愛されているんだろう?
「たぶん、僕が居た時のチームが大きなタイトルを勝ち取ったからじゃないかな。彼らは、僕だけじゃなく、あの時チームに居た全員に同じだけの愛情を持ってくれているんだと思う。人は特別な事を成し遂げた人を認める。彼らにとっての僕がそうなんじゃないかな。僕がバレンシアのファンに認めてもらえたのは幸運だった。僕がバレンシアに戻ってきた時、道を歩いていても同じように歓迎してもらえた。こういう事がとても嬉しいし、僕にとってとても大切な事なんだ」

スタジアム中から聞こえた君への応援歌は君のピッチでの仕事ぶりと誠実さが認められている証だね。
「全てのサッカー選手はそれぞれ何らかの特性を持っている。僕の特性はサッカーを愛しているという事と、毎日の練習や試合でベストを尽くしているという事、自分ではそう思ってる。そして、たぶんこの特性は僕の誇りだ。でもファンはそこまでは知らない。結局サッカー選手は成績で評価されるもので、僕の場合、その点で認められたんだと思ってる」

これだけ愛されているんだ。いつの日か君がサッカーを辞める日が来ても、君はこの世界に戻って来るべきだ。
「うん、わかってる。サッカーの世界では時間の流れはとても速いもので、今もそれは変わらない。僕の今の希望はエルクレスとの残りの契約を全うする事、そしてサッカーの世界で献身的に仕事を続けていく事だ。僕の展望ははっきりしている。サッカーは僕に多くを与えてくれた。いつの日かまたここに戻って来られることを望んでいるよ」

ファンとしてメスタージャに来た事はある?
「今季はCLの試合を2試合観戦に来たよ。マンチェスター・ユナイテッド戦とグラスゴー・レンジャーズ戦をね」

どこで見てたの?
「1回はパルコ(VIP席)で、もう1回は普通にスタンドで」

それはまだ君の心の片隅にバレンシアニスタとしての思いがあるって事なのかな?
「それは僕の中に永遠に残り続けるものだ。メスタージャで彼らの勝利を見る事がたまらなく好きなんだ。たまに切なくなることもあるけどね」

今度の土曜、彼らはカルデロンでアトレティコと戦う。そしてCLも再開する。シャルケとの対戦を君はどう見てる?
「彼らにとって準々決勝に勝ちあがる絶好のチャンスだと思う。でも、僕らはCLが沢山のサプライズを与えてくれる事もよく知っている。だから彼らは非常に戦略的な戦いをしなければいけない。僕らとの試合と同じようにね。全ての試合が決勝戦だっていう気持ちで戦うべきだ」

スタンドから見たメスタージャはこれまでと違った?
「何もかも違うよ。スタンドから彼らを見るのと実際にプレーするのとでは全く違うのは明らかだ。CLの試合をスタンドから見ていると、バレンシアのファンを辞められなくなってしまう理由を直接理解する事が出来るよ。もちろん、ピッチの中からじゃ見えない事や得られない事なんかもたくさん学んでる」

シャルケ戦もスタンドから観戦する?
「見に来るつもりだよ」

エルクレスに勝ったバレンシアは、ビジャレアルが居る3位まで勝点1差に詰め寄った。この2チームより下位のチームが彼らを捕らえる事は難しいかな?
「まだ多くの試合が残っているし、彼らが2~3試合続けて躓くことがあれば後続のチームも追いつく事が出来るはずだ。でもそこに目標を設定できるのは6~7チームってとこだろうね。バレンシアはもちろんその中に入る。彼らはいつでもCLの出場権を争う候補のひとつだ。彼らは常勝チームであり、メスタージャで見せるプレーはとても素晴らしい。そこは僕が去ってからもバレンシアの変わっていないところだね」

今回、バレンシアのロッカールームに入る機会はあったの?誰かと会った?
「当時から残っている人たちと少しだけね。ダビド(ナバーロ?アルベルダ?)に挨拶して、ビセンテ、エスパニェータ、オチョトレーナとは話したかな」

昔の仲間とは何を話したの?
「うーん、エスパニェータを捕まえて、バレンシアに居た頃と同じように皆でジョークを言い合ったかな(笑) 当時の事を思い出したよ。あの頃は大きな友情と義理で溢れた重要な毎日を過ごしていた。だから成功を手にできたんだろうね。僕の人生において最も素晴らしい時期だ」

試合後に誰かとユニフォームを交換した?
「うん、ティノ・コスタと交換したよ」

ティノ・コスタ?何か特別な意味はあったの?彼は今季バレンシアに来たばかりの選手だけど・・・
「わからない。彼が僕にユニフォームを欲しいって言ってきたから・・・」

どういう事?
「僕はオチョトレーナの近くに居たんだ。そしたらティノが僕のところに来て"バレンシアのレジェンドとユニフォームを交換したい"って言ってきたんだ。だから"僕はまだ引退して無いからレジェンドじゃないよ"って言ってユニフォームを渡した(笑) そしてティノが自分のをくれた。それが彼とユニフォームを交換した理由だよ」

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