ジョナスの入団プレゼンテーション
ジョナスのプレゼンテーションがバレンシア市内にあるSEAT(バレンシアの公式スポンサー)のオフィスで行われました。
このイベントでは、ジョナスが高速鉄道にバレンシアに到着したところから、パテルナ練習場の訪問を経てメスタージャに着くところまでを撮影した映像に、ジョナスの一番のお気に入りの歌であるルアン・サンタナの「Meteoro」をBGMとして合わせたイメージビデオが流されました。
ジョナス
「ヨーロッパのビッグクラブの一員になるというのは僕の大きな夢のひとつでした。そして今、僕はバレンシアCFの一員となります。正直、これほど歓迎してもらえるとは思っていませんでした。今日起こった事の全てと、僕が今どれだけ幸せな気持ちでいるかをブラジルの実家に電話して伝えたいと思っています」
バレンシアに来てみてどうですか?
「メスタージャはもちろん、人々も街も、そしてチームも非常に素晴らしいと感じています。今、僕は多くの希望を抱いています。心配な事は何もありません。自分のこれまでの経験の全てを費やして、少しずつチームに溶け込んでいきたいと思っています。Amunt Valencia!」
緊張していますか?
「こんなにたくさんのカメラを今まで見た事がなく、こんなにフラッシュを焚かれた事も今までにありません。こうして沢山のジャーナリストの皆さんに囲まれるのも初めてなので、未だに自分の置かれている状況が信じられないという気持ちもあります」
得意なプレーについて教えてください
「機動力が自分の武器だと思っています。DFとGKの動きを見ながら・・・ロビーニョの様なプレースタイルと言えるかもしれません」
バレンシアへの移籍でブラジル代表入りが近くなったと思いますか?
「セレソンも夢のひとつですが、代表でプレーするしないは関係なく、僕はバレンシアでプレーするためにここに来ました」
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このイベントにはジョレンテ会長、ハビエル・ゴメス副会長、ブラウリオ技術秘書、理事のフェルナンド・ヒネール、公式ペーニャのブラス・マドリガル会長らが出席しましたが、彼らだけでなく、バレンシアのレジェンドのひとりであるワルドも顔を見せました。伝説的な選手からじきじきにユニフォームを渡されたジョナスは大いに感激していたようです。
ブラウリオ技術秘書
「ジョナスは攻撃に必要な全ての特性を備えている多彩なプレーヤーだ。ゴールはもちろん、彼のラストパスを出す能力もチームを助けてくれると期待している。また、彼は人間的にも素晴らしいものを持っている。彼に対しては何の心配もしていない」
ジョレンテ会長
「ジョナスにはブラジルサッカーの魔法をチームに持ち込んでくれると期待している。ワルドとジョナスが今、バレンシアのユニフォームを持っているが、彼ら2人がクラブの歴史と未来を象徴していると言えるだろう」