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マラガ戦を終えてのデアルベルト

5連勝を記録したバレンシアですが、その戦いぶりは穏やかなものではありませんでした。彼らは9人となったマラガを最後まで眠らせる事ができなかったのです。

ソルダードのパスを受けたアドゥリスが試合を決めるゴールを奪いました。バレンシアの選手たちはこの勝利を喜び、ロッカールームに下がりましたが、そこにはこの試合でのパフォーマンスに納得できていない選手が居ました。バレンシアで2シーズン目を過ごしているデアルベルトです。

ウナイ・エメリはここ最近の彼の仕事を評価し、マラガ戦のスタメンの座を与えました。しかし、ベンジョーチ出身のDFは前半のマラガの2つのゴールの両方に影響を及ぼすなど、この試合で成功を収める事が出来ず、前半で交代させられてしまいました。

最初の失点ではオフサイドラインを形成できず、アポーニョの突破を許し、易々とロンドンへのアシストを許しました。2つめの失点ではセットプレーからのボールをクリア出来ず(しかも彼の1m手前ではアドゥリスが飛んでいました)、再びロンドンのゴールを許しました。アポーニョとエリゼウはこの試合、両サイドを全く障害の無い高速道路を走るようにプレーし、マラガの選手たちは中盤で簡単にボールを回しました。そして、45分間の後、エメリ監督はデアルベルトを代え、マドゥロを一列下げました。

彼とジョルディ・アルバに代わって入ったバネガとソルダードはバレンシアに新たな風を吹き込みました。この2人が試合に決定的な影響を与えます。マドゥロが下がったために空いたポジションに入ったバネガとティノのコンビは、チームのポゼッションを明らかに高めました。またソルダードの投入は前線に2つの起点を作る事になりました。そしてソルダードはバレンシアの2点目を、バネガは3点目を決めたのです。

逆転に成功したエメリ監督の次のメッセージは明快でした。彼は「4-2にして試合を終わらせろ」とチームに伝えます。9人となった相手チームに対して2点差をつければ試合は決まったと言えるでしょう。しかし、バティスタの反撃が彼らを驚かせました。マラガは素晴らしいカウンターアタックを見せました。この時バレンシアは相手の3人の選手に対して、5人の選手で対応していましたが、スタンケヴィシウスは加速したバティスタを捕らえられず、このブラジル人選手はグアイタを打ち抜き、スコアを3-3にしました。

試合の最後にアドゥリスがゴールを決め、この試合が悲劇となる事を防ぎました。しかしデアルベルトは、彼のこの挑戦が失敗に終わった事を意識しています。「昨夜は一睡も出来なかった」と彼は力無く、言いました。

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