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再びビジャレアルを苦しめた3-4-3

11/20に行われたエル・マドリガルでのリーグ戦と同じように、ウナイ・エメリは再びビジャレアルのファン・カルロス・ガリードとの戦術対決に勝利しました。

昨日、黒と白のチームは全ての面でライバルの黄色のチームに勝りました。バレンシアの選手たちは1ヶ月前と同じ3-4-3システムという戦術で司令塔の不在を完璧に補い、プラナ・バイシャ(ビジャレアルのある地区)のチーム再びを慌てさせました。

エベル・バネガとティノ・コスタが不在という状況の中で、エメリは3人のCB(スタンケヴィシウス、デアルベルト、リカルド・コスタ)と2人のウイングバック(ミゲル、マテュー)、そしてアルベルダとマドゥロで形成されたソリッドなドブレピボーテを配置しました。マタの自己犠牲という非常に重要な要素もここに加わっています。

前半からバレンシアはボールの支配者としてピッチに君臨しました。そして、彼らがボールを持っていない時も、最大限の強度とブルーノ・ソリアーノ、カソルラ、カニ、ボルハ・バレーロといった選手たちが思い通りにできないくらい息も詰まるようなプレスで、迅速にかつ美しく試合のペースを取り戻しました。

3人のCBはとても組織的に集中して、あらゆる場面に現れ危険を作り出す事の出来るニウマールとロッシをコントロールしました。マタの途絶えることない献身的なフォローも、バレンシアがボールポゼッションで相手を上回るのに大きく貢献しました。エメリの作ったブロックは「ボールポゼッション:63%」という数字を残して試合を終えています。

実際、オランダ人選手マドゥロはボールを奪うだけではなく、ゲームビルドの面で素晴らしい能力を見せつけました。また攻撃時には、ワイドにポジションをとったマテューとミゲルの両翼が縦への突破を繰り返し、黄色のチームの裏へ抜けだしました。そして43分には、ミゲルの完璧なアシストから、マタが左足で合わせるという決定的なチャンスも作り出しました。

バレンシアはこのラウンドの通過をメスタージャで決めるために唯一ゴールだけが足りず、スコアレスのままで試合は終わりました。しかしながら、エメリの選手たちは試合のスタッツで強烈な差を残しています。黒と白のチームの選手たちは計13回のCKを得ただけでなく、何度もボールを奪い、ほとんどボールを奪われることがありませんでした。彼らが放った枠内シュートの数は、なんと14本!そして、それらのうち4回は決定的なチャンスでした。一方、ビジャレアルがグアイタを脅かしたのは僅かに1回だけですが、その若いGKはニウマールの足から生まれたそのシュートを素晴らしい動きではじき出しています。

バレンシアは、彼らの普段のチームに積極性とボールを失った時のプレスという要素を加え、一見すると守備的なシステムを攻撃的に変換しました。

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