国王杯:ビジャレアル戦を終えて両監督のコメント
エメリ監督:
試合を振り返って
「我々はほぼ完璧な試合をした。ゴールだけが足りなかったが、非常に良くプレスをかけ、ボールを奪えていたと思う」
引き分けという結果について
「ゴールを決める事は出来なかったが、チームはそのためのあらゆる努力をした。加えて、重要なのは相手にほんの僅かなチャンスしか与えなかった事だ。我々はビジャレアルを苦しめていたし、試合を支配していた」
メスタージャの大声援について
「メスタージャのファンに感謝したい。彼らは素晴らしい反応を見せてくれた。これは試合に勝とうというチームにとって、必要な要素だ」
ビジャレアル相手に再び3バックでプレーした事について
「ビジャレアルと対戦する際には、しっかりと対策を練らねばならない。何故なら彼らには我々が捕らえなければならない2人の素晴らしいストライカーが居るからだ。そしてこのシステムでは、我々のウイングバックはとても攻撃的にプレーしなければならなかったが、それも実践できた。偉大なチーム相手にとても良い試合が出来たと感じている」
2ndレグについて
「楽観的に考えているよ。私は自分のチームを信じているからね」
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ビジャレアルのガリード監督:
試合を終えて
「今日の我々が思い通りに戦えなかったことは事実だ。我々は自分たちのサッカーが出来なかったし、前半についてはバレンシアの方が上回っていたと思う。彼らのダイレクトなサッカーは我々に混乱を生じさせ、我々から正確性を奪い取った。我々のミスと今日の彼らのサッカーの特徴がこの試合の展開を決めたと思う」
後半の内容について
「後半は我々が試合をコントロールした。試合に勝つチャンスもあったように思う。特にグアイタのファインセーブで防がれたニウマールのプレーは決定的だった」
バレンシアのシステムについて
「彼らが3バックで来るとは予想していなかった。奇策への対応は外部からは簡単に見えるものだ。我々は自分たちに出来る事をしようとしたが、今日の試合ではうまくいかなかった」
2ndレグを控えて
「このラウンドは2つの偉大なチームによる戦いだ。2ndレグの最後の時間に勝負は決まるとみている。僅差の勝負になるだろう。2ndレグでは彼らは3バックではなく、いつものシステムで来ると予想している」