エメリ監督、マタ、レンジャーズのスミス監督の試合後のコメントです。

エメリ監督
「引き分けは妥当な結果だったが、この結果により、我々は次の試合に必ず勝たねばならなくなってしまった。現時点でどのチームがグループリーグ突破に有利かは考えていない。我々はリターンマッチを楽観的な気持ちで考えている。何故なら我々は今夜の試合を通じて、レンジャーズについてより多くの情報を得たからだ。最初の45分間で彼らはカウンターで我々に多くの問題を生じさせたが、後半は我々が有利に試合を運んだと思う。前半、我々は試合の展開を読めなかった時間帯があったため、彼らは自分たちの持ち味を出す事ができた。正直に言って、今日の我々は自分たちの予想以下の出来だった。リターンマッチではいくつかの点を修正する必要があるが、我々のファンの前で戦えるというメリットもある。おそらく次の試合が我々とレンジャーズの2位争いに決定的な影響を及ぼすだろう」

マタ
「僕らはうまく試合に入ることが出来たと思う。でも、相手のカウンターアタックと失点によって、僕らは問題を抱える事になってしまった。後半に入って持ち直したし、勝つためのチャンスもあったと思うけど、彼らの守りが堅く、それ以上のゴールを奪えなかったんだ。彼らはメスタージャでも今日のような戦い方をしてくるだろうね。彼らのようなチームと戦うためには忍耐が必要だ。ボールを支配して今日の後半のような戦い方をすれば、彼らを混乱させる事ができると思ってる。メスタージャで僕らが勝てれば、今日の勝点1は大きく効いてくはずだ。僕らのCLはまだ終わっていない。目標であるGL突破のチャンスは大いにある。メスタージャでレンジャーズとブルサスポルに勝って、その目標を達成してみせるよ」

レンジャーズのスミス監督
「試合開始から我々はナーバスな状態であったが、15分を過ぎたあたりで最初のチャンスを作る事が出来た。その後も我々は多くのビッグチャンスを作る事ができたし、バレンシアのようなチームを相手にこれだけやれた事に満足しなければならない。だが、勝点3を得られなかった事は残念でもある。次の試合は我々にとって大一番になるだろう。もし今日のようなプレーが出来れば、我々にもチャンスはあると思っている。今日の我々のプレーは喜ばしいものだった。残り3試合もこのような戦いが続けられる事を願っている。ただセットプレーから失点してしまった事には失望している。私は選手たちに"CLではセットプレーから失点する事が最も悪い事だ"と言ってきたんだ」