バレンシアの現在の成績を見て
「バレンシアが好調なのは私も嬉しいよ。ただ、本当はクラブ内部の人間として今の状況を楽しみたかった。今こうして外部の人間としてしか楽しめていない事が残念だ」

新戦力が活躍している事について
「リカルド・コスタ、トパル、ティノ・コスタは私がクラブを追われる前に契約に合意した選手たちで、アドゥリスとソルダードも私がリストアップした4人のストライカーのリストに加えていた選手だ。ティノ・コスタについては4月の時点で私は彼と合意していた。スタンケヴィシウスを除いて、今のチームは私がクラブに居た時の私の仕事によって作られたようなものだ。多くの人が私のプロジェクトで作られた今季のバレンシアを高く評価してくれている。だから、このまま順調な戦いを続けて欲しいね。今季のバレンシアが成功を収めてくれれば、それは私にとってこの上ない喜びだ」

リーグ優勝の可能性
「昨季のバレンシアは効果的な選手が14～15人しか居なかった。今季はそれが22～23人いて、チーム力に磨きがかかっている。だがバルセロナとレアル・マドリーのポテンシャルには遠く及ばない。両クラブ共に不安定な戦いぶりで始まった事は我々もよくわかっている。だが38試合を通したら彼らに打ち勝つのは困難だ。昨季よりはその可能性があるかもしれないが、リーグ優勝は不可能と言って良いだろう。3位より上の位置でシーズンを終える事も難しいはずだ」

スポーツ・ディレクターを解任された事について
「通告された時は驚いたよ。マヌエル・ジョレンテが私を好きではなかった事は知っていたが、私は自分の仕事の成果を見てもらうよう、私の仕事をまとめたレポートを作成した。だが彼を納得させる事はできなかった。彼は独裁体制を作りたいのだろう。それでもいつの日か、クラブに戻りたいとは思っているよ」

物議を醸した退団会見について
「それよりも私の会見の後に行われたハビエル・ゴメスの会見、あれは本当に奇妙なものだった。あの発言の中に含まれていたデタラメの数に打ちひしがれたよ。何がなんだかわからなかった」