先日、ブラウリオ・バスケス技術秘書はソルダード、アドゥリスに続く3人目のストライカーとしてチョリ・ドミンゲスの名を挙げました。その件についてのコメントです。

アルゼンチン人プレーヤーは、2人のマタドール(FW)を起用できない時のエメリ監督の新たなオプションになると考えられています。しかし、彼はトップ下でのプレーを好んでいる事を認めました。

「最も気持ちよくプレー出来るのは司令塔のポジションだ。だって、僕はソルダードやアドゥリスのような純粋なストライカーじゃないからね。僕はボールに触れ、ボールを走らせる事が好きなんだ。もちろんトップでプレーしなくちゃいけないなら、そこでプレーするよ。単純に自分でポジションを選べるならその数ヤード後ろの方がプレーしやすいってことだからね」

そして、アルゼンチン人FWは自分に課せられた役割についてはっきりと言いました。

「僕にはソルダードやアドゥリスのようにゴールを量産する義務はない。僕のピッチでの任務はチームメイトのゴールが増えるように全力を尽くすことだけだ。僕はそのためにここに連れてこられたと思っているよ」

ドミンゲスは8ヶ月前にバレンシアに来て以来、13試合に出場(うち先発出場4試合)していますが、エメリ監督はその中で3つの異なったポジションで彼を起用しています。バルセロナ戦、アトレティック戦、アトレティコ戦ではトップで、スポルティング戦、バジャドリー戦では右ウイングとして、それ以外の8試合ではトップ下でプレーしました。バレンシアでのデビュー戦となったシェレス戦でも、シルバとの交代でトップ下で起用されています。

「僕がスペインに来てから今までで最も良いプレーが出来たのはヘタフェ戦とテネリフェ戦。そしてその両方で僕はトップ下でプレーしていた」

マラガ戦でエメリ監督がアドゥリスの手前に置いたのはマタでした。ドミンゲスが負傷で起用できなかったためです。しかしラシン戦に向けて状況は変わりました。プレシーズンでのヒザの負傷を克服し、彼はエメリ監督の招集リストに入る準備が出来ています。

「ファンは僕が自分の持っている力を示す事ができるかどうかを見たがっている。自分でゴールを決められる日もそのうち来てくれる事を願ってるよ」