移籍マーケットの終了を受けて、ブラウリオ・バスケス技術秘書が会見を行いました。その中でフェルナンデス、サニーについても触れています。

技術部門としての成果について
「我々技術部門は、今季の在籍選手全員の責任を抱えている。当然、今季1年間の成績の責任も我々にある。今季のチーム構成については満足している。非常にバランスが取れているし、CL出場権を再び得るだけの競争力もあると思う」

ソルダードとアドゥリスしか居ないFWについて
「ドミンゲスが非常に効果的なオプションとして、そのポジションでプレー出来ることを忘れてはいけない。ルビン・カザン時代も彼はそのポジションで見事な働きを見せていた」

スタンケヴィシウスの獲得について
「リーガでのプレー経験もある事に加え、いくつものポジションでプレーできるポリバレントな選手だ。セビージャでもわずか半年間でリーグ戦16試合、国王杯2試合、CLで2試合出場している。素晴らしいプロフェッショナリズムを持っており、クラブにとって必要な戦力だからこそ、獲得を決めた」

ブルーノの負傷とスタンケヴィシウス獲得の関連性
「確かに彼はまだ回復途中の状態であるが、彼の獲得とブルーノの負傷は関連していない。ただ、我々は昨季のように彼に負傷を抱えたままの状態でプレーを強制させたくないと思っている。100％の状態でプレーして欲しいのだ」

フェルナンデスの去就について
「移籍期限最終日の昨日、マラガのアブドラー・ビン・ナサル会長から問い合わせを受けた。今季いっぱいのレンタルでのオファーであったが、彼自身がバレンシアに残るという道を選んでくれた。
マヌエルは我々のプレーヤーであり、ほぼ全てのプレシーズンマッチに出場している。彼の獲得に興味を示したクラブはいくつか存在したが、我々は彼にここに留まって欲しいと考えていたし、彼が偉大な選手である事を示すために多くのチャンスを与えるつもりで居た。残留が決まったからにはバレンシアと共に存分に暴れて欲しいと思っている」

サニーの去就について
「ここ2シーズン、ほとんどプレーしていない事から、我々は彼を構想外とし、受け入れ先を3ヶ月間探し続けた。マーケットが閉まる直前までアルコジャーノと交渉を続けていたのだがそれも間に合わなかった。クラブは彼のために解決策を探したが、今となっては契約解除するべきだったかもしれない。結果的にこのような状況になってしまい、彼には申し訳ないと思っている。Bチームにも登録をしていないため、今はひとりで練習を続けている状態だ」

今夏の収支について
「クラブは今夏のスタッフの削減や選手の放出により約7000万ユーロの黒字を計上した」（実際は約6500万ユーロと言われている）

リーガの展望
「我々はサンタンデール戦での勝利を信じている。チームにはマラガ戦と同じ素晴らしい仕事を続けてもらいたい。我々には素晴らしいクオリティがあるし、うまくいけば順位表の頂点に立つ事だってできるはずだ」