スポーツ・ディレクターは空席に
本日行われたクラブの理事会にて、スポーツ・ディレクターを空席にする事が決まりました。ジョレンテ会長が兼任という形になります。
ジョレンテ会長
「今日の理事会で、スポーツ・ディレクター職の撤廃とフェルナンド・ゴメスの解雇が認められた事を発表するためにこの会見の場を設けました。これらの決定はクラブの存続のために必要な手段であり、財政再建のためにやむなく下した決定です。また今後、フェルナンドは彼が望む限りクラブの理事を務める事になります」
そして、スポーツ・ディレクター職を撤廃する代わりに、技術部門のコーディネーターとしてブラウリオ・バスケスを任命しました。
「彼はフェルナンドの片腕としてスポーツ部門のスタッフを務めていた非常に有能な人間です。彼には時間の限りがある私の目となり耳となり、クラブのスポーツ部門の仕事を担当してもらう事になります。非常にハードな仕事ですが、私は彼の熱意に大いに期待しています」
この会見の席でマタとシルバの移籍についてもコメントしています。
「マタとシルバについてはどこからも正式なオファーは届いていません。ただ、クラブは負債を返済し、債権者の信頼を得なければならない事は確かです。そのため、クラブとしてはアンタッチャブルな選手を設けるような事はしません。我々はクラブ存続のために重要な決定をしなければならない時もあるのです」
そして、ジョレンテ会長は役員報酬の削減にも動きました。渉外部長のジョルディ・ブルイショラ、広報部長のダミア・ビダガニーの給与を50%カット、会長自身の給与も大幅にカットされるようです。ハビエル・ゴメス副会長についてはもう何ヶ月かクラブに留まるようですが、副会長もクラブを去るまで給与カットとなるそうです。
またフェルナンドの違約金ですが、6/30を過ぎて解雇した場合は残り1年分の給与として42万ユーロ支払う必要性が生まれるところ、その期日前の解雇であれば半額の21万の支払いで済むとの事。(この辺の事情はよくわかりません)そのため、この時期の発表となったようです。そしてCL出場権獲得のボーナス:10万ユーロについては、フェルナンドはクラブに請求しないつもりのようです。