ジョレンテ会長が「エル・ムルシエラゴ(こうもり)」というラジオ番組に出演し、ビジャへの思いなどを語りました。

ビジャについて
「まだバルサのシャツを着た彼を見ていないんだ。何故って？そりゃ見たくないからに決まってるだろう。彼は人としても選手としても偉大だった。だからこそ彼の退団は我々に大きな悲しみをもたらしたのだ。だが、これがサッカーというものだ」

ビジャの移籍金について
「4000万ユーロというのは悪くない金額だ。昨季は4200万というオファーがあったが、この一年、彼はバレンシアのCL出場権獲得に大きく貢献してくれたのだから、これは5200～5400万ユーロの価値がある。ちなみにビジャに関して我々が交渉したのはバルセロナだけだ」

補強について
「我々は前線の補強をしなければならない。もしクラブを去る人間がまだ出てくるならば、あと2～3人の選手が必要だ。ただ補強にいくらかけるかは決めていない。フェルナンドも選手の獲得にどれだけのお金をかけられるか知らない状態だ。彼はリストアップしている選手たちをよく知り、適切な交渉をしていかなければならない」

ソルダードについて
「彼の変わりになる選手は他にも居る。私が今言えるのはこれだけだ。私自身は補強の交渉には全く関わっていない」

シルバについて
「彼については他のどのクラブとも交渉をしていない。彼がクラブを出るかどうかは、そのクラブがどれだけ彼を必要としているか、そしてどれだけのお金を払えるかによるだろう。R・マドリーからの話は聞いていないが、もし彼らがシルバに興味を持っているのであれば、"シルバの価値は生半可なものではない"と彼らに伝えるだろう」

他の放出候補
「我々は予算のバランスを取る必要がある。つまり、より多くのプレーヤーを売る事が必要だという事だ。クラブにとって最も重要な事は財政の不均衡を避ける事だからね。我々の義務はこのクラブと、クラブの未来に経済の活力を与える事だ」

マタについて
「彼は我々にとって非常に重要なプレーヤーだ。我々は彼との間に交わした約束の全てを彼にしている」

エメリ監督について
「もし彼のことを信頼していなかったら、契約を更新することはなかっただろう。彼は一生懸命働いており、非常に大きな情熱を持っている。彼が偉大な仕事をしてくれるはずだ。我々は目標に基づいて決定を行うので、1年契約とした」

クラブの負債について
「我々は負債を徐々に減らしている。そして新スタジアム建設を早く終わらせるためにも、流動的な支払いを続けられるようにしていきたい。バレンシアがそこでプレー出来るようになるまでそれほどの時間はかからないだろう」