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新スタジアム「やっぱり無理」

新スタジアム「ノウ・メスタージャ」のオープンが当初予定されていた2011/2012シーズンの開幕に間に合わない事がわかりました。早くても2012/2013シーズンからの使用となるだろうとの事です。

新スタジアム建設に携わる建築家ハビエル・イリバーレン氏によると、2007年8月に始まった工事は2009年2月まで行われたものの、クラブの経済問題の影響でそれ以降手付かずの状態との事。

クラブは今年1月からの工事再開を目指して、2009年の後半から建設会社との間で交渉を進めてきましたが、結局この問題が解決したのが今年の3月。そのため、間もなく5月になろうという今日現在でも工事が再開しておらず、現時点でクラブ側も工事再開の時期について何の発表もしていません。

当初のスケジュール通りに中断せず工事が進んでいれば、2011/2012シーズンから新スタジアムを使用できる可能性が僅かにあったそうですが、現状14~15ヶ月程度の"継続した"作業期間が必要との事で、イリバーレン氏は「いかなる場合でも納期はバレンシアが決めるべきで、我々が定めるものではないが、スケジュール通りのオープンは間違いなく無理だろう」とコメントしています。

また、「工事を中断した事によりコンクリートの構造が軽くなってしまうのでは」という声に対してイリバーレン氏は、「その点については重大な問題とは考えていないし、万が一そのような状態が見つかれば、それは当然修理する」との事。そして「現状の外観が半分しか出来ていない状態なので、瓦礫の山に見え、劣化するのでは、というイメージを与えるが、工事の再開を持って、その印象を変える事が出来る」と話しています。

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以上、スーペルより。2011/2012シーズンに間に合うのか?という声は建設前から出ていましたが、「その可能性が僅かにあった」という通り、元々余裕の無い無謀なスケジュールであったようです。

そして、もうひとつValencianista.esから拾った情報。
最新鋭のスタジアムを歌っていたノウ・メスタージャですが、建築費用でいうと、ヨーロッパの最近立てられたスタジアムの平均に遠く及ばない事がわかりました。

建築費の比較方法としてはどうやら1席あたりの単価で比べるらしいのですが、ノウ・メスタージャは建設費用(予算)が2億1000万ユーロで、75000人収容なので1席あたり2800ユーロとなります。
そしてヨーロッパの平均が1席あたり3500~4000ユーロあるそうです。一般的な常識として「これだけ価格が低いのに最新鋭となる事はあり得ない」という事でしょうかね。
ちなみに、土曜日にバレンシアの選手たちが戦う、エスパニョールのコルネジャ・エル・プラット(今夏オープン)は建設費用合計6500万ユーロ÷41000人収容で1席1600ユーロだそうです。

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