VCFメスタージャのアングーロ監督を解任
クラブは、VCFメスタージャのアングーロ監督を成績不振を理由に解任したことを公式発表しました。後任にはフベニールAのオスカル・サンチェス監督が昇格することも併せて発表されています。

今季のVCFメスタージャはここ数年のチームを支えた選手たちがごっそりと退団し、昨季のフベニールAの選手たちを中心とした新たなサイクルの始まりを迎えていました。しかし、リードしても追いつかれるという勝ちきれない試合を繰り返し、引き分けで勝ち点を得ているものの1月31日以来勝利がなく、チームの雰囲気は決して明るいとは言えないものになっていました。現在、第28節を終えて残留プレーオフ圏の13位。残り6試合で降格権の14位とはわずか勝点2差となっています。
この決定は、今週バレンシア入りしたキアト・リムとロン・グーレイCEOの昨日のミーティングの後に決定され、昨日の午後にアングーロ監督に通達されました。すでに昨日の練習を終えていたため、選手たちはクラブからの公式発表で監督解任を知ることになりました。
アングーロ監督は2013年にバレンシア・アカデミーの指導者として働き始めました。インファンティル、カデーテ、フベニールでの経験を得て、2021/2022シーズンからVCFメスタージャの監督に昇格。就任初年度にRFEF3部で優勝して昇格を勝ち取り、翌2022/2023シーズンにはRFEF2部リーグに復帰したばかりのチームを昇格プレーオフ圏の3位まで躍進させました。また、ハビ・ゲラ、ディエゴ・ロペス、フラン・ペレス、アルベルト・マリといったいわゆる"キンタ・デル・ピポ"と呼ばれる選手たちをトップチームに送り出しました。
2023/2024シーズンは新たなサイクルに入ったチームを率いてリーグ11位に終わりましたが、昨季2024/2025シーズンは昇格プレーオフ圏まであと一歩となる6位でシーズンを終えました。

トップチームが残留争いを続けているここ4シーズンほどはチームの重要な選手をトップチームに持って行かれることもあり、アングーロ監督はベンチワークに苦しんできました。今季でいえばオトルビやイランソ、ルーカス・ヌニェス、アブリルといった選手たちを起用できない試合も多く、毎週ピッチに送り出す選手たちの組み合わせに頭を悩ませてきました。
クラブは公式声明の中で、VCFメスタージャだけでなく、これまでのクラブへの貢献について感謝の意を表明しています。
「クラブはミゲル・アンヘル・アングーロ氏の今後のご活躍を祈るとともに、VCFメスタージャでの5シーズンに亘っての尽力、バレンシア・アカデミーでの様々な役割、そしてバレンシアでのプロとしてのキャリアの全てでクラブに貢献してくれたことに感謝しています」
後任のオスカル・サンチェス監督は2024年にバレンシアのアカデミーにやってきたムルシア出身の指導者です。昨季はフベニールAを就任初年度でリーグ優勝、フベニール・チャンピオンズカップ準優勝に導きました。バレンシアに来る前に、オリウエラでRFEF2部リーグでの監督経験もあります。

クラブはオスカル監督がチームを残留させることができた場合、来季もVCFメスタージャの監督を任せる方向で調整しています。
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