開幕戦:レアル・ソシエダ戦を終えてコルベラン監督のコメント(2025/8/16)

──試合を終えて
「最初の20~25分は試合の流れをつかみ、適応するのに苦労しました。いつものような正確なプレーができませんでした。その後はチームは徐々に良くなりました。結果を評価するのであれば、両チームにチャンスがあったのでドローが妥当だったと思います。
一度リードを奪いながら、そのアドバンテージを維持できなかったのは残念でした。しかしチームは粘り強く、選手たちも最後まで今日得られなかった結果を得るために全力を尽くしました。ただ、45,000人以上の観客が詰めかけたメスタージャで勝てなかったことの痛みはとても大きいです。勝ってファンに感謝の気持ちを表したかったです」
──コペテのパフォーマンス
「コペテが準備できていなかったら、今日のピッチにはいなかったでしょう。彼はプリメーラでの経験を通じて既にトップクラスの選手であることを証明しています。彼も、そして新たに加入した選手たちも、徐々にあらゆることに適応していくはずです。ミスをしても諦めない彼のパーソナリティーは素晴らしいものでした。選手にとってそのような特性は非常に重要です。選手たちも私たちも、常にそれぞれの試合を今後の改善点という観点からとらえています。ネガティブな面をとらえるのではなく、改善こそがこのような試合に近づくための鍵となります」
──チームの改善点
「チームとしては失点した場面でもっと試合をコントロールできるようになること、そしてそのコントロールを活かして前に出て、相手にダメージを与える能力を高めることが必要だと思います。基本となるのは、堅実さ、アグレッシブさ、コントロール、試合の前進です。その点で常に完璧な状態を目指し、努力を重ねていく必要があります」
──攻撃の手詰まり感
「相手のカウンターアタックに何度か苦しめられ、相手より優位に試合を進めるという感覚が薄れてしまいました。特にセットプレーでミスした後のカウンターはスピードに欠け、相手に自陣に戻るチャンスを与えてしまったと思います。相手陣内では期待していたほど相手を支配することもできませんでした」
──気温の影響
「今日の気温は両チームに等しく影響を与えたと思います。今日のような高温多湿のピッチコンディションの中でプレーすると、プレスを続けるにも難しかったと思います。それでも時間と共にチームが適応し、最後まで戦い抜いたことは素晴らしい点だったと思います」
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