PUMAとクラブが2025/2026シーズンの1stユニフォームを公式発表しました。ブランキネグロ（白と黒）の伝統に沿って、シャツは白1色、パンツは黒を基調として左右に縦に白の配色が施されています。

クラブの公式発表によると、このユニフォームは「Terra de Valentia（バレンシアの大地）」をモットーに、誇りと献身、絶え間ない向上心を持って前を向くチームの決意を反映しているとのことです。

Vネックが特徴的なデザインで、エンボス加工されたエンブレムはオーセンティックとレプリカの両方で同じものが採用されています。

シャツにはガウディを代表とする19世紀後半～20世紀初頭のモダニズム建築の特徴である、陶器やガラスの破片を組み合わせて作るモザイク技法「トレンカディス」に着想を得た繊細なグラフィック模様が組み込まれています。このトレンカディスはノルテ駅や、エンサンチェ地区、ルサファ地区などの街の象徴的な建物の装飾として用いられています。のちに現代的なスタイルに再解釈され、芸術科学都市（Ciudad de las Artes y las Ciencias）にも用いられました。

生地にプリントされた模様の美しさやシャツの白いディテールとは対照的に、胸と肩には黒のPumaロゴが目立ち、胸にはグローバルパートナーであるTM不動産グループのロゴ、左袖にはクラブの公式保険会社であるDivina Segurosのロゴが入っています。