この週末に開催されたラ・リーガ第21節：バルセロナ戦でムクタル・ディアカビ(28)が昨年3月2日以来、約11か月ぶりの実戦復帰を果たしました。

昨年3月のレアル・マドリー戦で悪夢とも呼べるような膝の重症を負ったディアカビ。怪我の直後は"普通に歩けるようになるかもわからない"と診断されていましたが、負傷後にこの怪我に関する最高の専門家であるベルトラン・ソヌリー＝コテ医師を頼り、今年の4月には復帰できるかもしれない、と言われるまでになりました。

そこからディアカビは驚異的な回復を続けました。怪我から1か月後の4月からリハビリを開始し、11月にはピッチ上でボールを使った最初のトレーニングを行いました。12月にはグループ練習への復帰も実現。今回、ソヌリー＝コテ医師の最初の見立てからおよそ2か月ほど早くピッチに戻ってきたことになります。

この試合の83分にフルキエとの交代でピッチに入る際にはモンジュイックのスタンドからたくさんの拍手が送られました。また、チームメイトや元バレンシアのフェラン・トーレスらからも抱擁されました。

コルベラン監督もバルサ戦後の会見で「今日はディアカビの復帰以上にポジティブなニュースはない。チームにとってとても重要な出来事だった。私たちは彼を最高の状態に戻すために努力する。彼は私たちにとって必要な存在だ」と話しました。

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ムクタル・ディアカビ (プロフィール)