第17節:バジャドリー戦を控えてバラハ監督の公式会見(2024/12/12)
バジャドリー戦前日のバラハ監督の公式会見です。
──ラージョに敗れた後、どのような気持ちでしたか?
「試合後はイライラしていました。両チームの間に大きな差があるとは感じませんでしたし、痛い敗戦でした。それでも私たちは自らを奮い立たせて改善する、それが今週取り組んできたことです。今の状況は、対処するための精神力を自分の中に見つけなければならないという意味で、私個人にとっても重要なテストです。私は選手時代にすでにそのような経験をしています。そのおかげで物事は変えられるという自信をもって立ち向かえます」
──選手たちには何を伝えていますか?
「私はチームに明確で直接的なメッセージを伝えています。明日の相手バジャドリーは直接のライバルであり、私たちは自分たちの最高の状態を引き出さなければなりません。それが、状況改善のために彼らに伝えていることです。選手たちには現状を変えようとする姿勢と原動力があります。非常に重要な試合ですし、勝てば改善の第一歩となるでしょう」
──先日クラブとミーティングを行いました。どのような話をしましたか?
「クラブとは毎日連絡を取り合っています。誰一人として結果に満足している者はいません。非常に悪い結果であることを受け入れなければなりません。サッカーの試合では、私たちが求めているものを与えてくれる人はいません。でもそれは何も変えられないという意味ではありません。私がこのクラブに残って契約延長を決め、バレンシアに人生を賭けたのと同じように、クラブは私に賭けてくれています。これだけ難しい状況の中でもクラブは私を信頼してくれています。この酷い数字を見てもクラブは私こそが状況を変えられる人間だと考えてくれている、そのように感じています」
──この試合が最後通牒になるとみていますか?
「私は自分にできることだけに集中しています。先日のミーティングでもクラブから最後通牒を受けたという感覚はありません。そのテーマについてクラブと話したこともありません。論理的には懸念点があり、数字も悪く、弁解の余地はありません。しかし、監督がプロジェクトに沿ってクラブを前進させる人物だと信じるのであれば、その信頼を言葉だけでなく行動で示さなければなりません。そしてクラブは私を信頼してくれていますし、そのことが私に力を与えてくれています」
──この試合が今季最も重要な試合でしょうか?
「それはまだわかりません。最も重要なのは目の前の試合という意味であれば、とても重要な試合です。どのように試合に入っていくか、誰かにアクシデントがあったら、PKの笛が吹かれたら...そういった細かい部分にも気を配っています」
──アウェーゲームの成績が良くないのは何が問題だと思いますか?
「改善に力を注いでいますが、これまでのところ良い結果が出ていません。これまでに積み重ねてきた経験のすべてが、次の試合での改善と明日の勝利につながることを願っています」
──フルキエの復帰により、再びフォーメーションを変更する可能性はありますか?
「彼の復帰はチームに解決策を与えてくれます。複数のシステムを準備できることはポジティブなことです。彼は明日の試合に出場できる状態です」
──ここに来て、ガヤとママルダシュヴィリを失いました。
「全員が状況を好転させるという信念を持っています。長いシーズンの中では重要な選手を失う可能性があるということを受け入れなければなりません。私は言い訳を探したり嘆いたりするタイプの人間ではなく、今与えられている可能性にプライオリティを置く人間です。例えば、ギオルギ(・ママルダシュヴィリ)はいませんが、ストーレ(・ディミトリエフスキ)がいます。彼はこの時のために、これまで黙々と仕事をこなしてきました。明日は彼がチャンスをつかむでしょう」
──バジャドリーはあなたの故郷であり、古巣になります。
「故郷に戻るのはいつでも嬉しいものです。今のバジャドリーは新監督と契約したのか、もうすぐ契約するのか、不確定要素がいくつかあります。彼らも私たちと同じ順位表の下の方にいることはわかっていますが、彼らについて参考になる情報はあまりありません。ただ、私たちが2試合消化が少ないことも忘れてはいけません。勝点が6ポイントも少ないと、順位に大きく影響します」