クラブがラファ・ミルに高額の罰金刑
クラブはラファ・ミルに規律違反を理由とした罰金刑を科しました。金額は明らかになっていませんが、彼の月給の7~25%になるとみられています。
ラファ・ミルへの判決が出るまでしばらく時間がかかるため、クラブはラファに制裁を与えてこの一件を終わらせたいと考えていました。また、選手本人も早く問題を解決したいと考えており、クラブから科された出場停止処分と罰金をすぐに受け入れました。
クラブは、ラ・リーガとAFE(スペインサッカー選手協会)の間で取り決められている「プロサッカーの活動に関する労働協約」の内容に従い、罰金額を決めました。個人情報保護のためラファの年俸は明らかにされておらず、そのため罰金額は明らかとなっていませんが、クラブは「ここ数十年で最高額」と発表しています。
このようにして、ラファは徐々に職業上の日常を取り戻しつつありますが、性犯罪容疑に関する司法捜査は開始されたばかりです。クラブとしては推定無罪を尊重して選手を保護しなければなりませんが、事件当夜のラファの行動は、風評被害を引き起こしていること、またプロサッカー選手としてのいかなる行動規範からも外れていたことから、クラブは今回の制裁を発令しました。
昨日はトップチームの練習休みの日でしたが、ラファ・ミルはパテルナ練習場を訪れて個人トレーニングを行いました。
このムルシア人FWはチームに戻れる日のために、ジムでのトレーニングを続けています。ただし、バラハ監督が「2試合は出さない」と話しているため、次節ジローナ戦でラファの出番はありません。そのため、この謹慎期間を利用してリハビリトレーナーと共に、筋肉系統の違和感の治療に取り組んでいます。
その他の負傷している選手たちも回復プロセスを継続するために休日返上でパテルナ練習場に来ました。
この週末に自身を執刀したフィンランドのレンパイネン医師の下を訪れ、経過観察をしてきたガヤ(負傷して以来、休日の大半はパテルナに来ています)もそのひとりであり、チームに復帰するための許可を待っています。現在の予定では、ガヤの復帰は10月14日のラス・パルマス戦となるでしょう。
また、背中の痛みによりアトレティコ戦を欠場したアンドレ・アウメイダもこの日、パテルナにやってきてリハビリを行いました。