第3節:アトレティック戦を終えてバラハ監督の公式会見(2024/8/28)
アトレティック戦終了後のバラハ監督の公式会見です。開幕から3連敗となったものの、改善の手ごたえをつかんでいると強調しました。
──チームがあまりにも下がり過ぎていたせいで、わずか2本しかシュートを打てなかった、そう感じていますか?
「いえ、私たちのチームが下がり過ぎていたとは思わないし、自分たちのエリアでずっと守備をしていたとも思いません。真剣に戦い、仕事をし、インテンシティを持ってプレーしました。私自身はビーゴでの内容を踏まえて守備面で大きな変化があったと感じています。カウンターでの縦への抜け出しや、攻撃の形は作れませんでしたが、私はポジティブな手ごたえを感じています。このように競争すれば、結果は出ずとも異なる手ごたえが残るということをチームに理解してもらうつもりです」
──今季のチーム作りは終わったという話でしたが、なぜエンソ(・バレネチェア)のようなMFの獲得に動いたのでしょうか?
「今日はマーケットについて話すつもりはありません。あと2日ありますので、近いうちにクラブが説明すると思います」
──開幕から3連敗になりました。解決策はありますか?再び残留争いをするのでしょうか?
「3節を終えて勝点0。難しい状況にあると想定しなければなりません。私たちは非常に大きなクラブであり、そこではあらゆることが想定よりも大きくなります。その中で私たちはプレッシャーに耐えなければなりません。ファンが心配しているのは知っていますが、冷静にならなければなりません。難しい状況にある時はポジティブな気持ちを持ち続ける必要があり、私はそうしたいと思います。皆さんが望むなら私たちは、今続けようとしていることとは真逆のことを行い、この3試合で積み上げたもの全てを破壊します。でもそれは私の考えではありません。今日のチームはまた新たな感覚を与えてくれました。私たちは努力し、顔を上げ、言い訳を探すのではなく、次の試合の準備をしなければなりません」
──後半、2トップをやめてから改善したことに気が付いていますか?
「スコアで劣勢の時は相手のペナルティエリア内に侵入する必要があります。アンドレ(・アウメイダ)の投入により、私たちは徐々に前に進みだし、攻撃のチャンスは多く生み出せなかったものの、ボール保持の部分で少し改善しました。もっと正確性の部分を改善して相手を脅かせるようにならなければなりません。私たちはただ働き、頭を上げて、チームにとって良いと信じていることから取り組まなければなりません」
──アトレティックはハーフタイム直前に先制点を決めました。このような重要な時間帯の管理についてどのように取り組むつもりですか?
「相手がプレスをかけてきてあの状況を作り、2列目の選手が素晴らしいシュートを打ったと思います。2列目の選手に対するマークがうまくできていませんでした。このような状況に対処する抱負は、不満を言うのではなく、修正することです。前半終了間際に失点するのはいつでもフラストレーションが溜まるものですが、修正するためには努力するしかありません」
──選手の交代は82分、90分でした。それまでチームがうまくいっていると見ていたのですか?
「チームは良い状態と思っていました。アンドレがチームを繋ぐための一歩を与えてくれました。後半はチャンスメイクやプレーの質で、アトレティックが私たちを上回っているようには感じませんでした。彼らが非常にアグレッシブにプレスをかけてくるため、継続性を持ってスペースに飛び出すことはできませんでしたが、そこは相手を称賛しなければなりません。私たちは改善できる点を自己批判し、再構築したいと思います」