ダビド・ヴァシレフが退団
VCFメスタージャのブルガリアU-19代表GKダビド・ヴァシレフ(20)が契約満了で退団することになりました。
ムルシア県アギラス出身のヴァシレフは2015年に11歳でバレンシアに入団。11人制の全てのカテゴリーを経験し、今季VCFメスタージャに昇格しました。
今季の開幕戦でVCFメスタージャでのデビューを果たしたものの、すぐに加入したばかりのニル・ルイスが正GKとなったため、出場機会を得られず、最終的にリーグ戦34試合のうち2試合のみの出場にとどまりました。
昨季のフベニールAのリーグ優勝の立役者のひとりであり、ブルガリアU-17代表、U-18代表、U-19代表を経験している彼のキャリアは悪いものではありません。
しかし、今季のフベニールAにはジャウメ・ドメネクの負傷後トップチームに招集されているスペインU-19代表GKビセント・アブリル(19)が居り、その1歳下にはスペインU-18代表で正GKを務めるラウール・ヒメネス(18)も居ます。来季アブリルがVCFメスタージャに昇格してニル・ルイスとポジションを競うことから、ヴァシレフの居場所がなくなることは決定的となっていました。
VCFメスタージャでは他にもイバン・ムニョスやペドロ・アレマン、デクラン・フリスらが契約満了となります。再契約を提示されない限り、彼らもまた今夏クラブを去ることになります。
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ダビド・ヴァシレフ (プロフィール)