今夏、正式にトップチーム昇格を果たしたフラン・ペレス(20)との契約を2026年まで延長したことを公式発表しました。

フラン・ペレスとクラブのこれまでの契約は2023年までとなっていましたが、彼をフリートランスファーで逃さないために、クラブは2月の時点でその契約に含まれていた3年延長のオプションを行使し、契約を2026年までに伸ばしていました。

しかしクラブはフランと更なる契約を結びたいと考えており、彼に2027年までの契約延長を提案しました。そのため、クラブは契約延長の公式発表をずっと延期していました。

そのまま半年が経過し、新たな契約延長の合意には時間がかかる見込みが出てきたため、クラブは一度公式発表に踏み切りました。

今週21歳の誕生日を迎えるこのカンテラーノは、VCFmediaに対し以下のようにコメントをしています。

──契約延長
「とても嬉しいです。僕のクラブであと3年続けられることが最高です。願わくばもっと長く続くことを願っています。ここは僕のクラブであり、僕の街です。だからこそ、これは僕にとって世界で最も素晴らしいことです」

──トップチームデビュー
「カルタヘナとの親善試合でデビューしたのが最初の思い出です。その前からトップチームで練習していましたが、あれは忘れられない瞬間でした。初めてリーガでプレーしたのはメスタージャでのアトレティコ戦でした。ファンの熱量にどれだけ心を揺さぶられたか、どれだけ勇気づけてもらったかを良く覚えています。他にない特別な瞬間でした」

──バレンシアのアカデミー
「アカデミーに長く在籍して、段階を経てトップチームデビューできることはとても嬉しいことです。これまでVCFメスタージャのチームメイトたちがトップデビューするのを見てきましたが、自分がその中のひとりに入れたことを嬉しく思います。バレンシアのシャツを着て、メスタージャのピッチに立つ時はいつでも誇りに思っています」

──父・ルフェテ
「僕の家では、常にバレンシアニスモが息づいていました。父はここでプレーし、僕はスタンドからそれを応援していました。父と同じスタジアムでプレーできることを誇りに思います。僕がトップチームに招集された試合では父から、これが特別なことだということ、この瞬間を楽しむこと、何よりも自分らしくプレーすることを言われてきました」

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フラン・ペレス (プロフィール)