アントニア・カナーレス獲得決定
VCFフェメニーノは昨季まで女子RFEF1部リーグ(2部相当)のオビエドに所属していたチリ代表GKアントニア・カナーレス(20)を獲得しました。2025年までの2年契約となります。
アントニアはチリの首都サンティアゴ出身のプレーヤーで、ウニベルシダ・カトリカの下部組織で育ちました。2022年に強豪コロコロに移籍。プロとして最初のリーグタイトルを勝ち取りました。
チリリーグ優勝後の今年1月に半年間の契約でオビエドに移籍。スペインでの半年間の生活を経験して、今夏バレンシアにやってきました。VCFフェメニーノではスペイン代表の一員として現在ワールドカップに参加している絶対的な守護神エニス・サロン(23)とポジション争いをすることになります。
アントニアは20歳ですが、既にチリ女子A代表に名を連ねる常連であり、チリの女子サッカー界で最も期待を集めている選手の一人です。くしくも、2016年にコロコロからバレンシアにやってきて、その後パリSG、リヨンと移籍し、女子サッカー界で世界最高のGKとなったチリ代表の大先輩:クリスティアーネ・エンドレルと同じ道を歩むことになります。
アントニア・カナーレス
「この巨大な組織の一員となれたことをとても誇りに思います。バレンシアは世界的に認知されているクラブであり、このエスクードを守れることがとても光栄です。代理人からバレンシア移籍の可能性を聞いた時、全く悩みませんでした。ここにはとても良いプロジェクトがあると思うので、成長してクラブに貢献していきたいと思っています。今、大きな期待を抱いていますが、これまでのキャリアを通じてそうしてきたように仕事と努力を重ねて、一歩ずつ進んでいきたいと思っています。Amunt Valencia!」
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アントニア・カナーレス (プロフィール)